セリと人魚の物語

それは「魚運」である。
今年に入ってから本当についてない。

というか、

ついてこない。


4月6日


この日はうちの地区のお祭り。
僕の姉夫婦におばさん一家、それに仲の良い？ご近所さんを招いて
「ごっつぉ」を喰らうという日なのであります。
↑↑↑↑ごちそう、って意味の方言ですね。
当然ながら大量のアルコールも用意され、昼過ぎには子供みこしが練り歩き、
いかにも「お祭り」な雰囲気が漂っております。

今日はそんな日。

で、

終わる訳が無く（笑）

アルコールを頑なに拒否した僕はエライぞ（笑）


19:00
最近噂のアジポイントに到着。
キャロリグを使う訳ですが、
今日はベタ凪の無風なので食いが悪そうな雰囲気。
なのでシンカーからのリーダーをかなり長めに取って、
よりナチュラルな感じを演出する作戦で行きます。

0.7号シンカーに0.5gジグヘッド、汁ワーム白の組み合わせです。


んで、


恐ろしい程に無反応（死）
マズメのゴールデンタイムだったハズじゃないのか・・・。

40分ほど粘るも、どーも魚っ気を感じないのでメバルにスイッチ。
実は先日、このポイントで間違いなく尺上のメバルをバラシてんです。
って事で、食う食わないは別問題で居るのは間違いない。



デコイ・マジックミニ2.5g（だったはず）に、邪道と名高いグラスミノーSSのピンクグローをセット。

沖目に設定していたキャストコースを際の瀬沿いに変更してキャスト開始です。

ぴゅーん。

まきまき、まきまき・・・。

ぴゅーん。

まきまき・・・。


上を見上げれば満天の星空。
下を見ればキラキラと蒼く光る夜光虫群（死）

そんな中、徐々にレンジを下げながらキャストを繰り返していると
「モモッ」とした感触が伝わる。
モモッって事で藻だと勘違いした僕はそのままリーリングを続ける訳ですが、
突然グングンと後退していくではありませんか。
最近の藻はすげーなー。メバルのアタリみたいだなー。
とか思ってようやく魚だと言う事に気付く（遅）

情けない、コンタクトした相手が魚かどうか分からないなんて・・・。

大慌てでフッキングをかますと、
バットにずっしりした重みが乗り、しかも「ジッ」とか言ってドラグが鳴く。
いかにも良型っぽいですが、引きの感じからして
明らかに尺切れであることは分かります・・・。

先日のバラシはラインブレイクによるもの。
今回はさせねぇぞって事でゴリ巻き＆速攻ブッコ抜き。

で、

上の画像の魚を捕った訳でありますが・・・。
やはり想像通りの尺切れメバルでした。
どうして出ないかねー、あと1センチが。
もうこの後に及んで29cm台とかどうでも良いですわ。
何とか1本、1本で良いから尺上を捕まえてやりたい・・・。

本当に「魚運」に見放されている感じ。


その後、結構粘るも小型を1匹追加しただけで渋々なので22:30納竿。



山陰メバルは3日置くと味が豹変する、らしいのでキープしてみました。
これで本当に美味しかったらメバルを見る目が変わるかも。