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Posted by naturum at

2009年11月30日

かっこいい魚

外海は荒れ模様だし、
そろそろ本腰入れますかってんで
境水道クロソイゲームに行ってみました。


11月28日


夕刻、SH君と共に米子方面へ。
タックルベリーで物色している所へWATAさん合流。
今ひとつクロソイを掴みきれてないSH君、
釣りたくて釣りたくて仕方ないWATAさん、
彼らを連れて行く場所はもちろん・・・、

鉄板P!

昨シーズンは中~終盤にかけてヒロさんと燃え尽くしたクロソイ釣行。
その努力の結果大型の実績こそ上げられなかったものの、
釣るという感覚とそれに伴う必要必然な技術と知識は身に付けました。
もっと早い時期から始めてれば・・・と悔やんだモンですが、
いつの間にか今年もシーズン開幕な訳ですわ。
釣れさえすれば間違いなく楽しいクロソイ釣り。
今回釣行を共にする彼らには「苦行」の部分は味わって頂きたくない。
なんて微塵も思ってない(爆)けど、
まずは釣って貰わないとね!
そんな訳で鉄板Pをチョイスです。


20:00
リグについては何も言いませんが、
概ねの狙い方をWATAさんにレクチャー。
SH君は相変わらず空気嫁な感じで勝手にスタート。
で、

「1バイトあったわ」

とSH君。
じゃあ掛けろやバカ(笑)

WATAさんに撃ってもらいながら、
氏の後について取りこぼしを拾いながら探って行きます。





開始5分で取りこぼし発見w
WATAさんガンバレww

「あっ当たった!」
「あ~乗らなかった~!」

フレッシュなポイントを撃つ氏はバイトを拾い続けますが
なかなか掛けられない模様。
その中やっぱり空気嫁なSH君はバンバン撃ちまくって
小型ながら1キャッチ&ランカーな1匹。





マハゼでか過ぎw

魚は居るのに掛けきれないWATAさん。
少し焦りが見え始めてきました。
SH君もだんだん空気を察してきた様子。

そんな中バシッと鬼掛けを決め穏やかな雰囲気を切り裂く僕(笑)
空気がどうこう言ってた本人が一番タチ悪いかも(爆)




取りこぼし獲ってるだけですとか言えない言えないw
とりあえず30モメの魚に、
「・・・かっこええ・・・」
連発のWATAさん。

うーん、
根魚見て「かっこええ」言えるようになったか。
これは本気だわ。

って事で、
マジで釣って貰うモードに切り替えて場所移動を提案。
移動先で自作ラバジを手渡しラバジの意味と有効性を説きます。

が、

ここでもヒットしたのは僕とスプリットで誘ったSH君。
特にSH君の魚は





どうやらクロソイではない模様。
居るとは噂に聞いてましたが
今回初登場なタケノコメバル・・・だと思う・・・。

その後はなかなか反応が無く、
WATAさんがとうとう自虐モードに突入(汗)
翌日予定があるので早めに切り上げたいらしく、
タイムアップの時間が迫っています。

最後の移動、
別場所に行くか元の場所に帰るかの判断を委ねた所、
「最初の場所に行こう」と氏。
傾向としてありがちな判断で、正直どうかな・・・と思いましたが、
本人が納得できなければダメなので元の鉄板Pへ行く事に。


ここでも後をついて行く形で撃ち返し、
わざと見せるように釣ってみせます。
やはり知らない釣りは人のやってる事を真似するのが基本。
分からなければ聞く。
あんまり聞いて来ない氏に
「自分の世界」が出来上がる前に「他人の世界」見せつけて
無言のレクチャーをほどこす訳です。

分かってくれてるだろうか・・・。
クロソイがかっこいいんだろ?
釣りたいんだろ?
そんな人には、

釣らせたい!

でもあれこれ言い過ぎるのは良くない。

分かってくれてるだろうか・・・。


多分・・・、


分かって・・・、



「来た!」





実釣開始から実に4時間半、
ついに彼は釣り上げました。
サイズどうこうは関係なく、
心から喜んでいるWATAさん。

いやー良かった良かった!

マァあれですよ。
かなりのアキュラシーを要求される場面が多く、
まだベイトを使い切れてない感が大きいので無理は無いです。

僕だってバカみたいに練習したし、
サイズを問わなければ釣れるようになった今があるのは
何と言っても通ったからです。
そう簡単に釣られちゃ困りマス(笑)


そんな訳で25:00過ぎに終了となりました。


今回僕はテキサスオンリー。
サイズの良い個体はバイトも無しでしたが
人の後を撃って7本という結果。
その事を総本山で仕事中(謎)のヒロさんに伝えると、

そうか・・・そろそろやってやろうか・・・、と(笑)

今シーズンは撃沈覚悟の型狙い!
熱くなりそうです(笑)
  


Posted by セリ at 21:12

2009年11月27日

ハチテン

数日前の事になりますが、
今シーズン初のメバル釣行に行ってみたので記録までに。


11月25日


21:30~24:30
シーズンしょっぱな!
って事で何としてでも釣りたく思い東へ走り、
サラッと県境突破まっさん帝国に侵攻。
せっかくなのでまっさんさんに連絡を入れると、
何と今から行こうとしているポイントで実釣中だとか。
しかも渋いとか・・・。

てな訳で2人で別場所に移動し早速開始。





まずはサクッと20UP
23cmぐらいかな。
リグはスプリット5Bに⑬カブラで。

急な風でしばらく釣りにならず、
まっさんさんはタイムアップで強制送還。

それでも1人粘ってると・・・コツッ。





27cm。
スタートから実に2時間、
ようやく狙いのサイズが登場。
JH1.8gにビームスティック2.2インチで。
ヒットした瞬間下へと突っ込む雰囲気を見せたので、
一気に頭をコッチに向かせてやったらそのまま付いてきました・・・。
ロッドが強すぎて面白くないっす・・・。





で、終了。
もう1本23ぐらいの獲ったけど脱走。
まぁ初戦ならこんなもんでしょう。
回遊を捕まえられなかった事を考えれば良しです。


でね、
本題はロッドですよロッド。
今使ってるのはダイワのST-RF8102X-Tってやつなんだけど、
そもそもメバルの為に買ったロッドじゃないんですわ。
でもドラグロックで力勝負できるロッドがコレしかなく
仕方なく使ってるんですよね。


このロッドは強い。
なんたって50ぐらいのシーバスなら当然のように抜ける(笑)
メバルロッドカテゴリのくせに、アカエイとも戦える(笑)
20gジグのフルキャストおk(爆)


このロッドにPE0.6号リーダー1.7号のセッティングで、
仮に35cmモンスターメバルが掛かってもドラグロックで獲る自信がある。
「掛かれば」ね。

・・・。

そう、そゆことです。

非常識なまでのパワーと引き換えに、
このロッドは渋い魚に口を使わせる事ができない。
8'10というレングス、訳の分からない太さのティップ。
投げて巻けば食う魚しか獲れないんだよね・・・。


僕の中で「対尺用ロッド」と「Mキャロ用ロッド」は
その仕様にリンクするものがあるんです。
そしてこの2つを同時に叶えるロッドが1本だけ思い浮かぶんです。
パワーゲームの尺メバ狙い、ディープのMキャロ、
この2つはこれから先やって行く釣りだから1本買っても良いんだけど、
・・・何って高いんだよね・・・。
それでも必要と判断すれば買うんですが、

実は今年のメバルにはカブラを多用したいと思っててね。
それもあって↑画像1匹目の時はカブラ使ってたんです。

で、

カブラ、というか厳密にはスプリットで進めるとなると、
今欲しいロッドでは微妙にマッチしないんだコレが。
やってできない事はないだろうけど、
その妥協しながら釣りする感じが好きじゃないんだよねぇ。

さぁどうしたもんか、

教えてくれ!

教えてくれよダイワさん!




STX-RF 77-SVF
定価60,900円だって・・・買えねぇよ(死)

尺メバを食わせてゴリ巻きブッコ抜き、
Mキャロ超ロングキャスト、
間違いないロッドだね。
間違いないけどスプリット限定なら微妙だろうなぁ・・・。


まぁ・・・、
ハチテンで釣れる魚だけ追っかけよ・・・。
  


Posted by セリ at 01:47

2009年11月23日

あぁ長きに渡る2週間

いやいや、
更新を完っっ璧にサボってしまいました。
新型インフルにかかったとか
謎の傷心モードになってるとかではありませんので。

んで、

ブログはサボってても釣りはサボっておりません。

ネタはそれなりにあったのですが
どうもパソコンの前に向かう気にならなくてねぇ。


とりあえずざっと上げてみますと・・・、



爆荒れの中ライトショアジギでサゴシと遊んだり、

爆荒れの中アジングで豆アジと戯れたり、

その豆アジを南蛮漬けにしたら美味かったり、

美味かったので調子に乗ってのべ竿+サシアミでボコボコに釣ったり、

ボコボコに釣り過ぎた為に南蛮漬けの価値が下がったり、

管釣りで巨大トラウト掛けてハフンハフンしてみたり、

1gぐらいのスプーン買い揃えたい衝動に駆られたり、

何とか乗り越えたり、

恐れていたメバリングの原稿依頼が来てアワアワしてみたり、

でもお金が無いから小遣い稼ぎに引き受けてみたり、

全くイメージがまとまらず依頼書の内容完全無視で書き進めたり、

連休前には書き上げたいと徹夜で頑張ってみたり、

徹夜明けで爆荒れライトショアジギにてサゴシをボコボコにやっつけたり、

徹夜からの釣行が響いて17時間寝てみたり、

なぜか境水道クロソイ遠征してみたり、

境まで行ったついでに島根半島沖磯ショアラバやってみたり、

マダイは絶滅していると確信してみたり、

沖磯で食うバナナは殺人的に美味であると確信してみたり、



とまぁ、
分かり易く言えば財布の中身が3000円しか無いって話ですよ(死)


さてさて、
めっきり冬めいてきましたね。
そろそろアジ、メバル張り切っちゃいますぜ。
今年も残す所あと1ヶ月ちょい。
納得の行く釣りをして今年を締めくくりたいもんです。


  


Posted by セリ at 21:55

2009年11月09日

ありがとうよりごめんなさい

「ショアラバ」

過去、
これほどまでに難しい釣りがあっただろうか・・・。

厳密には「難しい」ではなく「気難しい」なのだろうけどね。

投げて巻くだけで釣れる、
確かにそうかもしれないけど、
絶対そんな訳ない。

シーバス釣りが上手い人はこう言います。
「投げて巻いてれば釣れる」
ジギングやエギングが上手い人はこう言います。
「投げてシャクッてれば釣れる」




間違ってもそんな訳がない。




これは単なる表現の1つであり、
実際に投げて巻いたりシャクッたりして回収するまでには
緻密に計算され半端なく繊細な動作が含まれているのが現状。

上手い人はこれらを当たり前にこなす訳。
それが普通なんだから。
でも始めたばかりの所謂素人は、
引き出しが少なく直ぐに行き詰まる。
そして1度でも反応があった技・物に拘り、
それに固執し、
やはり行き詰まる。


僕は今24歳、まだまだケツの青いガキ。
とは言っても、
あらゆるジャンルの釣りを1から始め
それなりに結果を出してきました。
結果を出せるのは他人のアドバイスがあってだけど、
それよりも上記の「とらわれてはいけない」を分かっているつもりだから。


ショアラバもその1つだと思っていたけど・・・。
最悪、数撃てば当たるなんて思っていたけど・・・。
これは今までの釣りが通用しない釣りらしく、
どうしても「何か」を感じ取れないのですわ。

この歯がゆさが僕を駆り立て、そして狂わせます。





アンタレスDC7-LVの導入。
LVでありながらハンドル長が短過ぎて話にならないのは見え見えだったので
オーシャンマーク48mmを同時に導入。

はっきり言って、
今使ってるRYOGAにOP軽量スプールを入れれば
僕のヘタレ技術でもDC並みの飛距離が出せるのは分かってます。
RYOGAは純正でこそ微妙だけど、実に良いリールだと思います。
それでもアンタレスを取り入れました。
船ではなく岸からルアーで鯛を釣ってみたい、
ただやるからには追求したい、
その思いでイグニッションも仕入れました。

もうこれ以上のタックルは存在しない。
釣れないのは自分のせい以外に他ならない。
そう思う為、ただその為だけにこれらを仕入れました。

そしてこのタックル片手に、
現実的に恐らく鯛に一番近いであろう島根半島沖磯に、
たった1人で乗り込んできました。





事の発端はヒロさんの一言、
「半島の○○って島で鯛がよく上がるらしい」
そこは全くの未知の島。
どんな地形でどんな水深でどこから渡船が出てて
どんなシステムで釣り座に上がれるのか全く分かりません。
それでも鯛を釣りたいが一心で調べ上げて渡船屋に電話。
1度電話を切っては1つ疑問が浮かびまた電話。
また切っては電話で、お前は彼女かって勢い(汗)
方言がキツイけど親切な船頭で、何とかなりそうです。
あとは現地で他の釣り人に事細かく聞き倒してやれば良いか・・・。
大きな不安を抱えながら、それ以上に大きな期待を抱きながら、
ただひたすらに島根半島に向けて走りました。


釣行前日の19:00頃には出港地に到着し、
翌日の準備と軽い食事を済ませて早々と車中泊。
が、
車内に入り込んだ3匹の蚊(死)を追い回すうちに時間が経ち、
寝たのは結局24:00・・・。
正直、1人こんな所で何やってんだと思ったな・・・。

そしてついに完全アウェー戦の日がやってきました。


11月8日


4:40
起床。
出港は6:00だけど6:00に行った所で話にならないのが渡船です。
それに他の釣り人に声を掛けて情報収集したいので早めに準備。
いそいそと船着場に着くと早くも数名の釣り人が並んでいました。

とりあえずコミュニケーションだ・・・そう思い、
一番手前にいた2人に声を掛ける、と・・・、


ネ申降臨・・・。


この人たち、常連さんのようですがかなり良い人っぽい・・・。
初めての場所だけど鳥取市から単独で乗り込んだと伝えると
「やるなぁ。」と、快く色々と教えてくれました。
やはり人と人の繋がりというのはこうでなければなりません。
2人のうち1人はルアーマン。
続々と集まる餌師の中ルアーは僕達2人だけのようで、
「僕ら肩身が狭そうなので、並んでやりましょうか!」
と言ってくれました(喜)
これは心強いです。本当にありがたいお言葉。
僕の中でこの人を勝手にジョニーさんと命名(謎)し、
ジョニーさんリードの中1番船に乗り込む事ができました。

しかしここで事件が発生。
って言うか、あわや大惨事です。

港を出て1分、
限界まで詰め込んだ人と荷物の配置が非常に悪かったらしく、
港内を出た所のわずか数センチのウネリに船が悲鳴を上げました。

「おい!おやじ止まれ!止まれ!水が入ってきた!!」

ふと前を見ると船首は海中に突っ込みミヨシから大量の海水が浸入!
船内なのに水深30cm、船は大きく沈み船べりから海面まで数センチ、
船体は傾き道具は海に投げ出され、全員ややパニック状態に!

「3~4人後ろに来い!」
「排水ポンプとか無ぇのか!?とにかく水を出せ!」

僕はこの時初めて船の恐怖を知りました。
転覆、そして沈没。
水に浮かんでいる以上、この危険は常に隣り合わせなのです。

「右、右!」
「おい左、左!」

左右に大きく傾く船と逆方向に移動しながら少しずつ排水し、
およそ10分後には何とかバランスが保てるまでに回復。
放り出された荷物は幸い浮くものばかりだったので無事回収し、


「いや~ごめんよ~じゃあ行こうか~」


いたって普通な感じの船頭の声が響きます。
海の男は凄いです・・・。

ジョニーさんと顔を合わせ
「・・・すごい経験だったね(苦笑)」と・・・(苦笑)

朝一の殺伐とした空気から一変、妙な輪(和?)に包まれた船は速度を上げ、
ようやく狙いの釣り座に渡礁することができました。


6:30
ジョニーさんと共に実釣開始。
ジョニーさんはショアジギでヒラ狙いなので、
少し間隔をあけてコースを塞がないように始めます。
「ここは足元からドン深で30~40mはあるよ。」
そう聞いていた割には8号タイラバがカウント20で着底。
と言う事はどこかに強烈なブレイクがある訳か・・・。
2投目にミスキャストでリーダー切れの失態を犯しますが、
すぐに立て直してブレイク探しを再開。

カウント23・・・ここじゃない。

カウント18・・・違う。

カウント20、21、22・・・。


25、26、27・・・。


よし、捉えた・・・。


35、36、37、着底。

最大水深パナの3.5倍か・・・釣りになるだろうか・・・。

そうこうするうちに潮が効き始め着底カウント42まで伸びる。
それに相まって強烈な南西風が邪魔をして着底が非常に不明瞭。
しかし食うならこのタイミングだ、ここは集中。

と、

この潮が効いたタイミングでジョニーさんにヒット!





ヒザの使い方がとても上手いジョニーさん。
「ここには7回来て5回獲ってる」
と言うだけあって掛けてからの上手さを感じます、が、
なにやら様子が違うのには僕も本人も気付いていました。

上がったのは尻尾スレのハマチ子。
この辺りではワカナと呼ぶサイズだそうです。

そうこうするうちに、





岩肌から日が差してきました。
この瞬間って何度見ても気持ち良いんですよね。

さぁ、今がジアイ!やってやろう!

ブレイクラインがあそこ、
潮がこう来ている、
鯛が居るなら・・・ここ。
食わせのイメージだけは完璧。
とにかく信じるんだ、そう言い聞かせてキャスト。

カウント42、着底。

ギア比7のスピードに任せて15回転、高速で一気に巻き上げる。
クラッチを切ってほぼフリーで落とす。
さぁ、勝負はここだ、再着底を見逃すなよ・・・。
強烈な追い風で踊るラインに目を凝らす。
・・・。

・・・。

・・・フッ。


即座に低速で巻き上げる。

食うならココだ、来い、来い。

1回転・・・。

来い・・・。

2回転・・・。


ここだ!


3回転・・・。





コッ、コッ、コツコツ・・・。




食わせのイメージを作り上げ、
そのイメージを実世界に引きずり出す。
僕は1枚たりとも鯛は釣ってない。
鯛と思われるバイトも過去2度しか拾ってない。
その中でここまで持ち込めた自分を褒めてやりたい。

バイトがあってから3回転ほど巻き続けるも、
全く食いきらない相手にイラが来て掛けアワセ決行、即スッポ抜け。
でも良いんです。
焦らなくてもいつか釣れるに違いない。
それよりも狙ったタイミングでバイトを出せた事に意味がある。
掛からなかった悔しさよりバイトを誘発できた喜びが大きい。

まぁ、

ここを見てくれてる95%の人には分からないでしょうね、
この感覚。
だって分かるあなたは・・・、
頭悪いもん(笑)


その後、
明らかにジアイ的な雰囲気が薄れたのを感じながらもキャストを続けます。
7:00になり8:00になり9:00になり。
ジョニーさんに話を聞くと、
やはり朝一の潮でのみ釣れそうな気がした様子。
実際その時間帯にワカナのヒットやバイトが集中していたようですが、
残念ながらヒラのバイトは無かったらしいです。


11:00
ジョニーさんが片付けを始めています。
「もう体力の限界ですわー。」
いや違うね、ここに見切りを付けたんだ。
この人はショアジギが本当に好きな人だと思う。
体力の限界という言葉は似合わない。
正直なところ僕も切り上げたい感はあります。
潮が行かないし何より風が悪い。
もっと言うと、今日釣れないのは前日から分かっていました。
タイミングが悪いのは明らかです。
でもここまで来たからには心中してやろうと、ね。





4時間タイラバを投げ続けて、
ようやく引っ掛かった魚。
さすがディープの個体と言うだけあって見慣れない色つきしてます。
同じ赤でも君じゃーないんだよ(笑)

ようやくボ逃れかと後ろを振り向くと、
そこにはジョニーさんの姿はありませんでした。

「あれ?うそ?もう帰っちゃったの?」

ついさっきまで居たのに・・・まだお礼言ってないのに・・・。

僕の単独遠征の心強い味方だったジョニーさん、
この出会いは一期一会だと思いあえてお名前も連絡先も聞きませんでした。
その事については何も思ってませんが、
お礼を言えなかったのが今でも残念でなりません。

なんだか、

ありがとうよりごめんなさい・・・。



その後はもちろんノーイベント。
夕方の潮に期待したいのは山々だけど
片道2時間半の距離を考えるとキリをつけなければなりません。

そんな訳で今回も玉砕な14:00納竿。





またこの景色を見られる日が来ると良いなぁ。
そう思いながら回収船に乗り込みました。
おやっさん、今度は転覆の危機にさらすなよ!(笑)



マダイへの道のりは遠い。

でも、

遠くないと張り合いが無い。


少しだけそう思えた釣行でした。


って、
釣れない記事に長々とお付き合いありがとうございますねー(汗)







おっと忘れちゃいけない、
piko氏に朗報。





この島にも反り立つモノがありましたぜ!(笑)
規模が小さいので小根島と命名(爆)
いつかみんなでワイワイ行けたらいいねー。
  


Posted by セリ at 22:32

2009年11月01日

秋晴れの下で

10月31日


7:10


ん・・・何だこの感じ・・・。


眠いぞ・・・。


今何時だ?


あ・・・、


7時過ぎだ・・・。


7時過ぎ・・・。






寝坊しましたorz



夜明け前からショアラバ予定だったのに
華麗に寝坊です(死)
今回の寝坊はあまりにも華麗。
何せアラームセット自体を忘れてたんだから(死)

一気に目が冴え同行予定のSH君に速攻電話。

セ「も、申し訳ねぇす今起きました・・・。」

S「あぁ大丈夫だよ別に。」

キレ気味か!?
と焦りましたが話を聞くとそうではないらしい。
場所取りも兼ねて夜中から入ってたけど、
夜明け前から突然ウネリが上がり出し
今や手前30~40mはサラシ場と化し話にならないらしい。
僅か1時間でベタ凪から大荒れとなった朝。
さすがのSH君も切り上げて待機中なんだとか。

ひとまず合流し、どうするか話し合う事に。

穏やかな湾内でアーでもないコーでもない言いながら
ベイトタックルでタコテンヤをフルキャスト(爆)
そんな釣り人的ブランチな一時を過ごしながら決まった事は、


久々のエビ撒き。


荒れた秋のデイフィッシングはコレですわ。


11:30
釣具屋でSH君と1000円ずつ投資し活エビを仕込み
いつものエビ撒きPに到着。

時にこのエビ撒きP
昨年かなりの回数を通ったのに大外し連発。
ここも終わった感が強いので何も期待はしていません。
僕は全層仕掛けを組んでウキ釣り開始ですが、
SH君はライトキャロに活エビを付けて遊ぶ様。
期待の無さが良く表れてます(汗)

と、

1投目からモヤッとウキがシモる。
すかさずベストタイミングでアワセを決めてみるも・・・、
あっさり空アワセ?

今のベストじゃねーのか・・・ブランクでかいな(汗)

その後も投入毎にアタリが出ますが全く掛けられません(死)

流石に仕掛けが合ってないようなので
針の番手をグレ7号→グレ6号に落とし
口鉛をG8→G7にサイズアップ。

んで、

あっさりセイゴがヒット?
って?
さっきまで当たってた魚と絶対違う気がするけど?

うーん、

相当なリハビリがいるな。
全く感覚が分からない。

そうこうする内にコンタクトさん登場。
この人も大荒れでイジけた1人(笑)
エビ撒きの話をチラつかせたら1発でフルバイトしました(笑)

そんな訳で3人でワイワイ言いながら本格スタートです。


で、


初っ端からドラマが訪れる!


僕が流していた浮きがスーッと入ったので
何気なくアワセを決めるとドスッと言う衝撃、
そして猛烈な突っ込みの直後に見せた派手なエラ荒い!

ランカー行ったかと思わせる魚体が
白昼堂々見せるテールウォークは迫力満点!

「おぉ~すご~い。」

オープンエリアな上シーバス相手なので何って事は無いのですが
あまりに突然の展開に3人で感動(笑)

あまり信用の置けない銘柄の1.5号ハリスなのが痛いですが、
ここはしっかり時間をかけて取り込む方向で行きます。

少し寄せては・・・

バシャバシャ!

ギュイーン(笑)




マジ楽しいです(笑)
LBリールをフル活用し、
5分近い時間を掛けて取り込んだのがこのサイズ。





餌釣りでは超久々、
この場所では初となる70オーバーでした。
画像では分かりにくいんだけど、
サイズの割りに頭がデカく細身な体つきだったので
「ランカー?」
な感覚を持ってしまいました。

しかしシーバスね・・・、

ルアーで釣るとそうでもないんだけどね・・・、

磯竿で釣るとね・・・、



そりゃーもう・・・(笑)


SH君も目が覚めたようで
PEを巻いたスピニングを持って( ・∀・)ニヤニヤしながら僕を見つめています(笑)
磯竿を1本貸して仕掛けを組んでやり、
コンタクトさんと3人で真剣勝負!



ドン!



また僕に掛かりましたけど(笑)
しかもさっきの奴を上げてから2投目です(笑)

これまた同サイズながら先程より元気があり
どんどんラインを引っぱり出して行きます。
LBリールですからラインの出方は独特。
ハンドル・ローターの逆転をレバーで制御しながら止める訳ですが
ここまで逆転させることもそう無いので楽しすぎます(笑)

今回はコンタクトさんにタモ入れしてもらってキャッチ。





サイズは70切れながら
先程の個体とはウエイトの乗りが雲泥の差。
69cmにして2.8kgのグッドプロポーションでした。
シーバスは基本リリースですが、
コレはあまりに旨そうなのでキープ決定(笑)

で、

改めて思うのだけど
一昨年?あたりにここで掛けてバラした巨大シーバスと思わしき魚、
あれ本当にデカかったんだろうなーって思います。
ほぼ無抵抗でやられたからね。


その後は良型は出ませんでしたがウキは頻繁に入ります。





SH君はソゲ。





コンタクトさんは手のひら大のチヌっ子を始め
多彩な魚種、数を上げる事ができました。

ちなみにチャリコと言えどマダイをバンバン掛けるコンタクトさんに
壮絶な殺意を抱いたのは秘密です(爆)

そんなこんなでキッチリ遊び倒して
17:00納竿となりました。

久々の餌釣り、と言うかウキ釣り、と言うかエビ撒き釣行。

本当癒されましたわ~。






癒しの後はストイックに。
翌日11月1日、今度こそ早朝よりショアラバ。
やっぱりマダイはアタリすらありませんが
タイラバ4魚種目のカサゴを2匹キャッチ。
ちょっとずつ上達してきてるかな?
  


Posted by セリ at 22:34