セリと人魚の物語

なにやら最近、
ふきごぼうさんが夜な夜な楽しそうな事やってんですよ。
アジの調子が上向いてきた所に新アイテムを投入して
「バイトが増えた」って気になる発言してんです。

まぁ、詳しくはこちらを。



でね、

その「結果的にバイトが増える可能性」がある新アイテムがこれ。





がまかつライトゲーム用アシストフック「鬼爪」



なんとなく分かるだろうけど
使い方が気になれば下↓をクリック。






要するにショートバイトを出す魚に対して
絡めるようにして掛けるアイテムってこと。

これまでもこういう商品は多少なりともあったし
現在は鬼爪以外もいろいろ出てるんだけど
今回とりあえずこの「鬼爪」を使ってみる。




さて今日のシチュエーション。

依然波は高く潮は良く濁っている。
そして何より南からの爆風予報・・・、

のはずが現地は奇跡の無風。

波の影響がない湾内向きで、
濁りがキツいため極力明るいポイントを、
風がない事を味方に軽量JHでスローに攻めてみる事に。



そして1投目からアジともセイゴともとれるショートバイト。
2投目も同じく掛け損ね、
3投目でアジのバイトであると確信するも再びフッキングミス。


更に数投後ようやく30cmちょいのアジをキャッチするも
掛かりは甘く納得が行かない1本。


まぁ、
これは見事に鬼爪の出番って事なんでしょうか。


使用JHはコブラ1g♯4
ワームは2インチあるなしのクリア系。
そこに鬼爪Lをセットしリサーチ開始。





で、




バイトが止まる。
なんだろう、典型的な嫌がってる証拠なんだろうか・・・。


確かにこう鬼爪の部分がゴミでも引っ掛かってるように見えなくもない。
でもそんな事言ったらJHの鉛部分やフックなんかも違和感の塊だ。


と、そうこうする内に「これぞショートバイト！」って感じのバイト。
もちろんこれは掛けきれず。


ひとまずワームを変更、
1.5インチを切るようなミニワームに鬼爪Lのセット。
ちなみに鬼爪のフック部分の方がワームより長くなっている状況。


そしてキャスト後、
普通に食って来て掛けはしたもののすぐフックアウト。


と言う訳で打開策は見えなくもないけど、
今回は鬼爪を使い倒す方向でアプローチを続けます。


JHをスイミングコブラ0.75gに変更、
ワームは2.5インチクラスまでサイズアップ。
鬼爪はワームの後端少し手前に位置する状況。
長さに関してはこれが本来のベストバランスだろうと思われます。


キャスト開始。

1回豆アジらしきバイトを感じた後、
「コン」という普段と変わりないような本命バイト。

いつものタイミングでフッキングも決まり寄せにかかると
何やら暴れ方がのみが普段と違う・・・？

抜き上げて口元を確認すると、
ついに鬼爪のみが上顎に決まっている状況が発生。




これだ・・・これがこの状況での第2の模範回答なのだ。




って偉そうに確信するも以降全く再現なし（汗）



ただ1つ感じたのは、
鬼爪を使うことによって確かにバイトが多くなった、
ように感じられるかもしれないと言う事。

メーカー曰く鬼爪はバイトマーカーの役割をも果たすアイテム。

なので、

もしかしたらワームに反応する個体に加えて
鬼爪単体に興味を持つ個体が現れてる可能性がある、かも。

あとは、

今まで感じ取れなかった超超ショートバイトを
「鬼爪」というそれまで存在しなかった硬質な部分を通じてキャッチし
必然的に知らないものを知れるようになった可能性がある、かも。


何となくそう感じましたが・・・、


ヒントを得ようと頑張るも風神様がおいでなさり強制送還。

結局30UP3本で風の合間釣行を終了しました。
ちなみにヒットは全部で7本。4本もバラシちゃった。
合わせられてない部分はあれど渋い日には変わりないかな。


しかし鬼爪・・・まだ分かんねぇ・・・。
いつか完璧にマッチする日が来るかも知れないし、
もうちょっと使い込んでみるか。