2012年07月15日
年に1度の
おい、おまえ、
いつまで奥さんと遊んでるんだよ!
いい加減に更新しろよ!
と怒られ、
いいや!
奥さんと遊んだのは1回きりだ!(大違)
と反論したかどうかは定かではありませんが、
久々の更新です(笑)
ちなみに前回記事の結論。
素人を釣りに連れて行く際、
「明確なタイミング」と「適度な力加減」
をもってアワセをくれてやる必要があるジャンルは、
絶対に教えてはならないw
とりあえずサビキのアジ釣りかキスの投げ釣りなど、
向こうアワセが高確率で成立する釣りでなければダメだと思いました。
教えるというのは簡単ではありませんね~。
さて!
更新をサボっている間も釣りには出続けていました。
平日ナイトゲームでは思うような釣果にありつけず、
なかなか鮮魚が食えない日々(笑)でしたが、
休日釣行に限っては非常に充実しておりました。
そのほとんどをFWルアーに費やした休日釣行。
九州の大雨災害に遭われた方が多くいらっしゃる手前、
こんな事を言っては不謹慎なのですが、
結構良いタイミングで良い量の雨が何回か続いたんです。
サクラマスと違って平日釣行は本当に厳しいので、
いや、サクラも厳しかったけど(笑)
休日のタイミングにコンディションが整ってくれるのは、
非常に有り難いと言うか外せない訳なんです。
本流筋は泥濁りがキツくて水量豊富でも、
支流を探して行けばシャチョーサーンな感じのウェルカムなポイントもあります。
そんな中で飛び出してきた、今シーズン初の良型ヤマメ。
顔つき、ブッ飛んだパーマーク、そして良型と文句無しの雄ヤマメ・・・、
なんですが、
サイズがあと少し足りなかったのが残念でした。
明確なアタリからフッキング、いなしながら瞬殺での寄せ、
そして目前に現れた文句無しの魚体。
よし、尺上獲った!
そう思ってネットを出したのですが・・・。
むしろそう思ってしまったが最後、
素晴らしい魚にも関わらず「残念」が先行してしまいました。
それでも狙っていた種類のヤマメには変わりありません。
この秋は要チェックのエリアです。
この記録が7月7日の事。
翌8日はサンジさんとシーズン初コラボ。
しかも初となる河川へ行ってきました。
が、しかーし。
狙いは本筋の里川エリアなので、
水量的に川通しギリギリって言うかむしろアウト寄り(笑)
出る魚も出きらないし、通せるコースも少ないし、
なかなか厳しい釣行となってしまいました。
そんな中で迎えてくれた1尾。
どうと言うサイズでなければ見た感じも普通。
でも、これは本当に有り難い存在となりました。
シンキングディープミノーのトリックアクションに飛び付いて来たこのヤマメですが、
サンジさんがシンキングディープに飛び付きそうだったのは言うまでもありません(笑)
ここは午前中で終了し、
午後は変態師匠wと熊さんポイントで山岳イワナ。
師と合流し「どっか行きたい所ある?」
って言うもんだから、
「足、超~疲れてるんでヌルい所で」
って言ったのに山岳渓流w
もうアフォかとwww
でも、
小イワナの無限ループで、
疲れてる事なんて忘れて癒されまくってた僕アフォかとwww
でもでも、
やはりこの変態に大幅な格の差を見せ付けられたのも事実。
上手いのは一目瞭然ながらもやってることは分かり易く、
なのに、なのに、真似できない絶対的な軽やかな流れ。
圧倒的に美しい仕事します。
まぁ、
人の真似するのが結果に繋がる訳ではありませんが、
釣りの上達とは少なくとも、
人の真似っこから始まる、そう思っています。
真似して、自分なりに解釈して、
最終的に自分の釣りとして展開すれば良い。
今週の1本はこれに影響されていたのかもしれません。
時は流れ、7月14日の釣行。
この日は朝から本流ヤマメを狙っていました。
と言うのも、
本流サイズのロッド買っちゃったから(笑)
って買ったのは少し前なんですが、
なかなか結果を出せず魂未納のままでした。
だから今週こそは!と意気込んで早朝よりスタートしました。
ポイントは車で通過しながら眺めた事があるだけの、
近付いた事すらない、
どこから入るのが理想なのかも知らないポイント。
でも何故か気になってたポイント。
初めから釣り上がりにしようと決めてたのですが、
思いのほか水量が無く渓流っぽい雰囲気で開始しました。
何回目かの使用になるので、
少し特徴を掴みかけてきたSOULSトゥイッチン60L
これを携えてアップ~アップクロスで狙い始めました。
どのぐらい釣り上がっていたでしょう、
まだほんの僅かしか歩いてはいませんが、
まず初めの雰囲気があるストレートに差し掛かりました。
まずチェイスだけでも見たいとアップクロスにルアーを放ちます。
流れに乗せて軽くトゥイッチを続けていると、
ルアー斜め後方、いや、遥か後方でギラッと光った・・・、
かと思うや否や、ガッと引きこまれるティップ!
すかさずアワセを入れるも、ものの1~2秒ですっぽ抜け。
サイズは恐らく尺前後ですが・・・、
それよりもあのチェイススピードは何なんだ?(汗)
サクラやモドリなんかを釣って思ってたけど、
やっぱり「鱒」となるとギアが1段違う。
本流物は・・・速ぇわ・・・。
気を取り直し、
冷静に考え、
さすがにもうちょいクロス度がいるかな・・・ってんで、
石の向こうを舐めるよう流したりしてると、くりくりくり・・・?
なんか引っ掛かった?
これってカジカ?
なんて思ったけど、
エラ付近に傷を負って激ヤセした、
通称「ぼっかぁ」「どっかぁ」などと言われるアヤツと思われます。
そう言えばカジカって本物見た事無いなぁ。
そう言えば・・・、
このロッドで初物じゃねぇか(死)
いや!
わしは認めんぞ!
お前のような浮浪者にゃ娘はやらん!(死)
って、
・・・再び気を取り直し釣り上がりますが、
今にもどっからでも出てきそうなポイントになりました。
その思惑通り、
チェイスは見えませんでしたがドンと手元に伝わる衝撃!
さっきの小さくて黒いのより先に釣った事にしよう。。
これが渓流なら文句無しだけどなぁ!
そんな本流ヤマメ32cmでした。
とりあえずシーズン初尺!
その後は他のポイントをウロウロ。
時期のモンで鮎師がちらほら見られる為に場所が限られます。
かなりの強風ですが、よくあんな長尺を振り回しますわ。
まぁ、それでも、と選んだポイントでリスタート。
先ほどの感覚を確かめるように釣り上がりで開始します。
魚が付いていそうなスポットは見当が付きますが、
なんとなく近付くのを拒まれているような予感。
なのでロングキャストで誘いを掛けて行きます。
そして少しずつコースを変えた3投目ぐらいで、
ドスッと完全に乗ってくるアタリ!
今ひとつフッキングに自信が無かったので追い合わせを入れ、
一気に足元まで寄せると先ほどのサイズ。
ながら、
ここからサイズに見合わぬ強い走りで遊ばせてくれます!
上に走ったり流芯に乗ったりと、
なかなかすんなり寄ってくれません。
ラインは6LBナイロンの先端ダブル、
そして何よりハードバットのトゥイッチン60L
余裕の力勝負に出れることは出れますが・・・、
やはりヤマメは「いなして獲る」もの。
しっかり制御しながらネットに収まって頂きました。
サイズは先と同クラス31cmでしたが、
こちらは残念な事にフックがエラに入ってしまい出血多量。
65mmミノーをケツから丸飲みなので仕方ないか・・・と、
しかとお見送りしてから腰にぶら下げました。
うん。
本流、面白い。
ただ、
活性の良さから釣果にありつけている感はある。
面白いは面白いが、
今はまだ、どうも分かってない気がする・・・。
せっかくキープしたのだからと、
川を上がる前に腹を割ってみると、
大型の陸生昆虫と思われるものと、
種類不明ながら魚ベイトが出てきました。
やはり魚のヤル気が先行しているようです。
もっとも、
そのタイミングを狙うのもまた釣りなのですが、
今はしっくり来ない所があります。
それに気付いたのは、
翌15日の釣行でした。
14日は午後から支流に入りヤマメに遊んでもらい、
気付けば1日フル釣行だったので非常に疲れていました。
また仕事の疲れも抜けきっておらず、
強いて言うなら先週末のフル釣行から疲れが長引いていて、
3時過ぎに起こしてくれた携帯アラームを酷く恨んだのは言うまでもありません。
夢か、現実か、
寝てるのか、起きてるのか、
寝てしまおうか、、寝てしまえ・・・。
少しだけあの当時が蘇りました。
毎日、毎朝、こうして葛藤したんだっけなぁ。
そして、こうして記事を書く今では、
あの酷く恨んだはずのアラームに、
聞き慣れたあのアラームに、
大きく感謝しているのは言うまでもありません。
己の体にムチ打って部屋の灯りを点し、
なかなか粗雑な歯磨きと洗顔を済ませ、
玄関に用意していた荷物をトランクルームに叩き込み、
頭の中に浮かぶ景色と今日のイメージを燃料に車を転がします。
今日は朝だけ、
狙うのは朝だけ。
だから集中。
あそこか、あそこ辺り、
前日同様、どちらも行った事は無い。
遠目に見たことがある、それだけ。
でも、
今日行くのは、
そこ。
なぜなら、そう、
なぜだろう?
行った事もないポイントなのに・・・。
朝一の大切な時間に冒険なんて。
でも行くのはそこ、
か、
そこ。
断片的、ってこんな感じなんでしょうか。
頭の中にある文字でも言葉でもない良く分からないそれを、
現実的にまだ脳が働いていないせいにして、
駄作の羅列を繰り返します。
そして1時間近く車を走らせ、
走りながら、最初で最後にして究極の選択。
「どちらのポイントにするのか」
目星を付けたどちらも行った事はないけど、
どちらかを選ばなければなりません。
まだ薄暗い早朝の時間帯。
前方、そしてルームミラー越しに後方を確認しながら、
曲がるか、真っ直ぐか・・・。
本当に交差点ギリギリまで、
曲がるような感じでいたのを覚えています。
勘では曲がれと言っている。
しかしステアを握った手は利かず動かずで、
アクセルを踏み込む右足。
覚悟の無いまま。
曖昧で弱い意志のまま。
これがきっと後悔を生む元凶となるのです。
ただし後悔ではない道だった場合、
それは大きな成長を遂げる足がかりになるのかもしれません。
本流は博打だと・・・まさかこう言う意味じゃないよねぇ?
予定エリア周辺に到着。
駐車スペースすら調べてないので時間を食ってしまいますが、
時間なんかに追われんなと言い聞かせロッドに糸を通します。
そう、このロッド。
行く行くは支流に差した大型ヤマメと対峙したいとの想いを込めて選んだロッド。
このトゥイッチン60Lの余りにも優秀なティップを、
あっさり殺してしまうとも思われる鬼の超々ハードバット。
パワーだけで考えれば、サクラマスさえも寄せかねないでしょう。
なぜこの仕様なのか。
SOULSは何を考えてこんなセッティングにしたのか。
説明文では分からない感覚的な部分を、
少しだけ紐解く事ができたのも今回の釣行でした。
今日も釣り上がり。
しかし、釣りはクロス中心にアップクロス~ダウンクロスを織り交ぜるスタイル。
1ポイントを大切に、集中して撃って行きます。
入ってすぐは雰囲気が無いのでハイペースで上がりますが、
ここぞのポイントでは粘ってみました。
そんな事を繰り返し、
ここで一旦キリを付けて仕切り直すか・・・外したか。
なんて思ったが最後、もう1つのポイントが気になって仕方なくなりました。
ここだけ撃って上がろう。
潜在意識というのでしょうか。
突然、訳分からないぐらいの集中力が、
自然と体を支配していました。
今、何度も通したコース。
何度も見せたはずのルアー。
それでも少しだけトレースラインやロッド角度を変えつつ、
渾身のトゥイッチング。
そして遂に!
水深のある早瀬のボトムから、
目には追いつかないスピードで飛び出す銀色の魚体!
食った当たったなんてどうでも良い程、
それはとんでもない高さのジャンプ1発からファイトスタート!
それほど大きいという訳じゃない、
でも重さとスピードが半端ない!
あれだけ硬いと思ってたトゥイッチンも曲がり込み、
ドラグをガンガン引っ張り出して暴れる魚。
一瞬の隙を突いて今なら行けるとネットに手をかけたのが仇となり、
崩れた体制に追い討ちを掛けるように突っ込み始めます。
しかしここで活躍してくれたのがハードバットのロッド。
操作性重視の短いリアグリップ長の関係で手首のみでグリップしなければならず、
必然的にドラグを使いながら魚の動きに合わせる事になります。
しかしながらハードバットのおかげで、
突っ込んだ直後のひるがえしが異常に速く、
突っ込まれた分ぐらいはすぐに取り返す事ができる感じでした。
これがこのロッドの真価なのか?
それは分かりませんが、
あれだけ暴れさせたのに獲れたのは
タックルの力があったからこそに思えました。
なかなか弄ばれて情けないファイトでしたが、
納得の1発をネットイン!
見事なヤマメが横たわりました。
文句無し、
雄の本流ヤマメ37cm!
サイズはまぁ嬉しいんですが、
何と言っても顔がたまらなくカッコイイ!
これぞ入魂。
やっとタックルを添えたい1尾に出会えました。
ギジーっぽく(笑)
とんでもない幅広の体高に、
全体的にうっすら残ったパーマーク、
そして出かけている婚姻色と落ち始めた鼻。
ほんっとたまらんっすわ。
久々に面倒臭いほど画像載せちゃいました(笑)
そして獲った今だから思える事、
それはそう、40オーバーの存在。
もう1段スケールが違うだろうし、
まず出会う事が困難です。
でもやっぱり本流を狙うからには40は目指したい。
非常に良い釣りが出来ましたが、
非常に悪い事になってきました(笑)
それにしても、
全て上手く事が運び、
運も勘も味方に付け、
最高の結果を伴うなんて、
まぁ~こりゃ~あっても年に1度だわな~(笑)
あ、そうだ、
そう言えば今日、誕生日だったっけ(爆)
良い週末になりました!
さて少し海も気になるな・・・(笑)
いつまで奥さんと遊んでるんだよ!
いい加減に更新しろよ!
と怒られ、
いいや!
奥さんと遊んだのは1回きりだ!(大違)
と反論したかどうかは定かではありませんが、
久々の更新です(笑)
ちなみに前回記事の結論。
素人を釣りに連れて行く際、
「明確なタイミング」と「適度な力加減」
をもってアワセをくれてやる必要があるジャンルは、
絶対に教えてはならないw
とりあえずサビキのアジ釣りかキスの投げ釣りなど、
向こうアワセが高確率で成立する釣りでなければダメだと思いました。
教えるというのは簡単ではありませんね~。
さて!
更新をサボっている間も釣りには出続けていました。
平日ナイトゲームでは思うような釣果にありつけず、
なかなか鮮魚が食えない日々(笑)でしたが、
休日釣行に限っては非常に充実しておりました。
そのほとんどをFWルアーに費やした休日釣行。
九州の大雨災害に遭われた方が多くいらっしゃる手前、
こんな事を言っては不謹慎なのですが、
結構良いタイミングで良い量の雨が何回か続いたんです。
サクラマスと違って平日釣行は本当に厳しいので、
いや、サクラも厳しかったけど(笑)
休日のタイミングにコンディションが整ってくれるのは、
非常に有り難いと言うか外せない訳なんです。
本流筋は泥濁りがキツくて水量豊富でも、
支流を探して行けばシャチョーサーンな感じのウェルカムなポイントもあります。
そんな中で飛び出してきた、今シーズン初の良型ヤマメ。
顔つき、ブッ飛んだパーマーク、そして良型と文句無しの雄ヤマメ・・・、
なんですが、
サイズがあと少し足りなかったのが残念でした。
明確なアタリからフッキング、いなしながら瞬殺での寄せ、
そして目前に現れた文句無しの魚体。
よし、尺上獲った!
そう思ってネットを出したのですが・・・。
むしろそう思ってしまったが最後、
素晴らしい魚にも関わらず「残念」が先行してしまいました。
それでも狙っていた種類のヤマメには変わりありません。
この秋は要チェックのエリアです。
この記録が7月7日の事。
翌8日はサンジさんとシーズン初コラボ。
しかも初となる河川へ行ってきました。
が、しかーし。
狙いは本筋の里川エリアなので、
水量的に川通しギリギリって言うかむしろアウト寄り(笑)
出る魚も出きらないし、通せるコースも少ないし、
なかなか厳しい釣行となってしまいました。
そんな中で迎えてくれた1尾。
どうと言うサイズでなければ見た感じも普通。
でも、これは本当に有り難い存在となりました。
シンキングディープミノーのトリックアクションに飛び付いて来たこのヤマメですが、
サンジさんがシンキングディープに飛び付きそうだったのは言うまでもありません(笑)
ここは午前中で終了し、
午後は変態師匠wと熊さんポイントで山岳イワナ。
師と合流し「どっか行きたい所ある?」
って言うもんだから、
「足、超~疲れてるんでヌルい所で」
って言ったのに山岳渓流w
もうアフォかとwww
でも、
小イワナの無限ループで、
疲れてる事なんて忘れて癒されまくってた僕アフォかとwww
でもでも、
やはりこの変態に大幅な格の差を見せ付けられたのも事実。
上手いのは一目瞭然ながらもやってることは分かり易く、
なのに、なのに、真似できない絶対的な軽やかな流れ。
圧倒的に美しい仕事します。
まぁ、
人の真似するのが結果に繋がる訳ではありませんが、
釣りの上達とは少なくとも、
人の真似っこから始まる、そう思っています。
真似して、自分なりに解釈して、
最終的に自分の釣りとして展開すれば良い。
今週の1本はこれに影響されていたのかもしれません。
時は流れ、7月14日の釣行。
この日は朝から本流ヤマメを狙っていました。
と言うのも、
本流サイズのロッド買っちゃったから(笑)
って買ったのは少し前なんですが、
なかなか結果を出せず魂未納のままでした。
だから今週こそは!と意気込んで早朝よりスタートしました。
ポイントは車で通過しながら眺めた事があるだけの、
近付いた事すらない、
どこから入るのが理想なのかも知らないポイント。
でも何故か気になってたポイント。
初めから釣り上がりにしようと決めてたのですが、
思いのほか水量が無く渓流っぽい雰囲気で開始しました。
何回目かの使用になるので、
少し特徴を掴みかけてきたSOULSトゥイッチン60L
これを携えてアップ~アップクロスで狙い始めました。
どのぐらい釣り上がっていたでしょう、
まだほんの僅かしか歩いてはいませんが、
まず初めの雰囲気があるストレートに差し掛かりました。
まずチェイスだけでも見たいとアップクロスにルアーを放ちます。
流れに乗せて軽くトゥイッチを続けていると、
ルアー斜め後方、いや、遥か後方でギラッと光った・・・、
かと思うや否や、ガッと引きこまれるティップ!
すかさずアワセを入れるも、ものの1~2秒ですっぽ抜け。
サイズは恐らく尺前後ですが・・・、
それよりもあのチェイススピードは何なんだ?(汗)
サクラやモドリなんかを釣って思ってたけど、
やっぱり「鱒」となるとギアが1段違う。
本流物は・・・速ぇわ・・・。
気を取り直し、
冷静に考え、
さすがにもうちょいクロス度がいるかな・・・ってんで、
石の向こうを舐めるよう流したりしてると、くりくりくり・・・?
なんか引っ掛かった?
これってカジカ?
なんて思ったけど、
エラ付近に傷を負って激ヤセした、
通称「ぼっかぁ」「どっかぁ」などと言われるアヤツと思われます。
そう言えばカジカって本物見た事無いなぁ。
そう言えば・・・、
このロッドで初物じゃねぇか(死)
いや!
わしは認めんぞ!
お前のような浮浪者にゃ娘はやらん!(死)
って、
・・・再び気を取り直し釣り上がりますが、
今にもどっからでも出てきそうなポイントになりました。
その思惑通り、
チェイスは見えませんでしたがドンと手元に伝わる衝撃!
さっきの小さくて黒いのより先に釣った事にしよう。。
これが渓流なら文句無しだけどなぁ!
そんな本流ヤマメ32cmでした。
とりあえずシーズン初尺!
その後は他のポイントをウロウロ。
時期のモンで鮎師がちらほら見られる為に場所が限られます。
かなりの強風ですが、よくあんな長尺を振り回しますわ。
まぁ、それでも、と選んだポイントでリスタート。
先ほどの感覚を確かめるように釣り上がりで開始します。
魚が付いていそうなスポットは見当が付きますが、
なんとなく近付くのを拒まれているような予感。
なのでロングキャストで誘いを掛けて行きます。
そして少しずつコースを変えた3投目ぐらいで、
ドスッと完全に乗ってくるアタリ!
今ひとつフッキングに自信が無かったので追い合わせを入れ、
一気に足元まで寄せると先ほどのサイズ。
ながら、
ここからサイズに見合わぬ強い走りで遊ばせてくれます!
上に走ったり流芯に乗ったりと、
なかなかすんなり寄ってくれません。
ラインは6LBナイロンの先端ダブル、
そして何よりハードバットのトゥイッチン60L
余裕の力勝負に出れることは出れますが・・・、
やはりヤマメは「いなして獲る」もの。
しっかり制御しながらネットに収まって頂きました。
サイズは先と同クラス31cmでしたが、
こちらは残念な事にフックがエラに入ってしまい出血多量。
65mmミノーをケツから丸飲みなので仕方ないか・・・と、
しかとお見送りしてから腰にぶら下げました。
うん。
本流、面白い。
ただ、
活性の良さから釣果にありつけている感はある。
面白いは面白いが、
今はまだ、どうも分かってない気がする・・・。
せっかくキープしたのだからと、
川を上がる前に腹を割ってみると、
大型の陸生昆虫と思われるものと、
種類不明ながら魚ベイトが出てきました。
やはり魚のヤル気が先行しているようです。
もっとも、
そのタイミングを狙うのもまた釣りなのですが、
今はしっくり来ない所があります。
それに気付いたのは、
翌15日の釣行でした。
14日は午後から支流に入りヤマメに遊んでもらい、
気付けば1日フル釣行だったので非常に疲れていました。
また仕事の疲れも抜けきっておらず、
強いて言うなら先週末のフル釣行から疲れが長引いていて、
3時過ぎに起こしてくれた携帯アラームを酷く恨んだのは言うまでもありません。
夢か、現実か、
寝てるのか、起きてるのか、
寝てしまおうか、、寝てしまえ・・・。
少しだけあの当時が蘇りました。
毎日、毎朝、こうして葛藤したんだっけなぁ。
そして、こうして記事を書く今では、
あの酷く恨んだはずのアラームに、
聞き慣れたあのアラームに、
大きく感謝しているのは言うまでもありません。
己の体にムチ打って部屋の灯りを点し、
なかなか粗雑な歯磨きと洗顔を済ませ、
玄関に用意していた荷物をトランクルームに叩き込み、
頭の中に浮かぶ景色と今日のイメージを燃料に車を転がします。
今日は朝だけ、
狙うのは朝だけ。
だから集中。
あそこか、あそこ辺り、
前日同様、どちらも行った事は無い。
遠目に見たことがある、それだけ。
でも、
今日行くのは、
そこ。
なぜなら、そう、
なぜだろう?
行った事もないポイントなのに・・・。
朝一の大切な時間に冒険なんて。
でも行くのはそこ、
か、
そこ。
断片的、ってこんな感じなんでしょうか。
頭の中にある文字でも言葉でもない良く分からないそれを、
現実的にまだ脳が働いていないせいにして、
駄作の羅列を繰り返します。
そして1時間近く車を走らせ、
走りながら、最初で最後にして究極の選択。
「どちらのポイントにするのか」
目星を付けたどちらも行った事はないけど、
どちらかを選ばなければなりません。
まだ薄暗い早朝の時間帯。
前方、そしてルームミラー越しに後方を確認しながら、
曲がるか、真っ直ぐか・・・。
本当に交差点ギリギリまで、
曲がるような感じでいたのを覚えています。
勘では曲がれと言っている。
しかしステアを握った手は利かず動かずで、
アクセルを踏み込む右足。
覚悟の無いまま。
曖昧で弱い意志のまま。
これがきっと後悔を生む元凶となるのです。
ただし後悔ではない道だった場合、
それは大きな成長を遂げる足がかりになるのかもしれません。
本流は博打だと・・・まさかこう言う意味じゃないよねぇ?
予定エリア周辺に到着。
駐車スペースすら調べてないので時間を食ってしまいますが、
時間なんかに追われんなと言い聞かせロッドに糸を通します。
そう、このロッド。
行く行くは支流に差した大型ヤマメと対峙したいとの想いを込めて選んだロッド。
このトゥイッチン60Lの余りにも優秀なティップを、
あっさり殺してしまうとも思われる鬼の超々ハードバット。
パワーだけで考えれば、サクラマスさえも寄せかねないでしょう。
なぜこの仕様なのか。
SOULSは何を考えてこんなセッティングにしたのか。
説明文では分からない感覚的な部分を、
少しだけ紐解く事ができたのも今回の釣行でした。
今日も釣り上がり。
しかし、釣りはクロス中心にアップクロス~ダウンクロスを織り交ぜるスタイル。
1ポイントを大切に、集中して撃って行きます。
入ってすぐは雰囲気が無いのでハイペースで上がりますが、
ここぞのポイントでは粘ってみました。
そんな事を繰り返し、
ここで一旦キリを付けて仕切り直すか・・・外したか。
なんて思ったが最後、もう1つのポイントが気になって仕方なくなりました。
ここだけ撃って上がろう。
潜在意識というのでしょうか。
突然、訳分からないぐらいの集中力が、
自然と体を支配していました。
今、何度も通したコース。
何度も見せたはずのルアー。
それでも少しだけトレースラインやロッド角度を変えつつ、
渾身のトゥイッチング。
そして遂に!
水深のある早瀬のボトムから、
目には追いつかないスピードで飛び出す銀色の魚体!
食った当たったなんてどうでも良い程、
それはとんでもない高さのジャンプ1発からファイトスタート!
それほど大きいという訳じゃない、
でも重さとスピードが半端ない!
あれだけ硬いと思ってたトゥイッチンも曲がり込み、
ドラグをガンガン引っ張り出して暴れる魚。
一瞬の隙を突いて今なら行けるとネットに手をかけたのが仇となり、
崩れた体制に追い討ちを掛けるように突っ込み始めます。
しかしここで活躍してくれたのがハードバットのロッド。
操作性重視の短いリアグリップ長の関係で手首のみでグリップしなければならず、
必然的にドラグを使いながら魚の動きに合わせる事になります。
しかしながらハードバットのおかげで、
突っ込んだ直後のひるがえしが異常に速く、
突っ込まれた分ぐらいはすぐに取り返す事ができる感じでした。
これがこのロッドの真価なのか?
それは分かりませんが、
あれだけ暴れさせたのに獲れたのは
タックルの力があったからこそに思えました。
なかなか弄ばれて情けないファイトでしたが、
納得の1発をネットイン!
見事なヤマメが横たわりました。
文句無し、
雄の本流ヤマメ37cm!
サイズはまぁ嬉しいんですが、
何と言っても顔がたまらなくカッコイイ!
これぞ入魂。
やっとタックルを添えたい1尾に出会えました。
ギジーっぽく(笑)
とんでもない幅広の体高に、
全体的にうっすら残ったパーマーク、
そして出かけている婚姻色と落ち始めた鼻。
ほんっとたまらんっすわ。
久々に面倒臭いほど画像載せちゃいました(笑)
そして獲った今だから思える事、
それはそう、40オーバーの存在。
もう1段スケールが違うだろうし、
まず出会う事が困難です。
でもやっぱり本流を狙うからには40は目指したい。
非常に良い釣りが出来ましたが、
非常に悪い事になってきました(笑)
それにしても、
全て上手く事が運び、
運も勘も味方に付け、
最高の結果を伴うなんて、
まぁ~こりゃ~あっても年に1度だわな~(笑)
あ、そうだ、
そう言えば今日、誕生日だったっけ(爆)
良い週末になりました!
さて少し海も気になるな・・・(笑)
Posted by セリ at
21:23
2012年06月27日
エスコート・プラクティス
皆様どうも、マダムキラー・セリです。
実は僕、
近々釣りガールと2人で夜の海に繰り出す事になってるんです。
たった2人きりでね。
うん、
ガール、
まぁ、、
その・・・、
幼なじみの友達、の、かぁちゃんなんですけど(爆)
そんなこんなで、
完全指名を受けてますのでプランを練る訳です。
外せませんからね。
で、一応聞いてみました。
「何か釣りたいものはある?
今ならアジかスズキの子、変わり所でテナガエビなんか面白いかも」
堅く釣れそうな、
かつ主婦的に食いつきそうな『食材』となる獲物を提示してみました。
が、
「白いかは獲れないの?」
ガッツリ高級食材かよwww
あまり調子に乗せると面倒そう(笑)なので、
シロイカはまだ早いからアジ!とディスカッション終了。
となると、
本格的に事前調査を開始しなければなりません。
アジ。
ひとまずサイズは問わないからアジ。
なるべく遠出はせず、
もちろん足場が良く・・・。
・・・。
マジ面倒臭ぇw
とりあえず釣果最優先なので、
当日は「のべざお倶楽部」を発動するとして、
プラそのものはテンポ良くアジングスタイルで広範囲に探りをかけます。
今は釣れようが釣れまいが、
アジのアタリさえあれば問題ありません。
そのアタリ等々の雰囲気から個体数や魚のテンションを導き出し、
使える場所かそうでないかを判断するのです。
足を使い、車も使い・・・、
そしてついに見つけた大穴ポイント。
いつ行ってもほぼ確実にノーマークだと思われるポイント。
ここでアジングにて10匹ほどの小アジをキャッチした調査1日目。
調査2日目は実際にサシアミを入れて小粒の電気ウキを浮かべてみる事に。
ものの30分ちょっとで2桁。
よし、
これなら行ける。
アタリが遠のいたらウキ下調整によってまた釣れたり、
そのウキ下によって微妙ながらサイズに違いが出たり、
それなりに楽しめるファクターも混在する状況。
そして何より、
のべ竿で掛ける20cmを超えるアジの小気味良い走り。
正直、
普通の若いコにだって間違いなくウケる状況は整えたんだけど(笑)
何はともあれプラ成立、
あとは当日の天候だけっす。
でね、
わざわざこんな事をを書いたのは、
これがあったからなんです。
これ、
ステンの針はずし。
いつものべ竿で狙うアジは10cmとか、
本当に小さい唐揚げサイズのアジなんだけど、
今狙えるのは20cm前後の決して悪くないサイズ。
となると、
針を飲まれる場合だって出てくる訳です。
細軸のキス針にハリスは0.8号のセットなので、
飲まれた針を無理に引くのは良くありません。
だからこそ、針はずし。
いやー探しましたとも。
超~昔の記憶を頼りに、
古い道具箱を引っ張り出しては、
アッチでもにゃ~コッチでもにゃ~、
もう捨てちゃったかな~、
でもきっとこの辺りに眠ってるはず、
そんなこんなで出てきた懐かしの針はずし。
なんと言っても、
今の僕の基礎形成に大きく貢献したであろう道具ですから。
昔はコレ、よう上手に使わなんだだわ~ってね。
タオルで魚を掴んで、
ハリスにこの道具を引っ掛けて、
針まで到達した後は右に回したり左に回したり。
小さな魚の口を覗き込んではチモトの向きを確認し、
何とか針をひっくり返そうとしてみたり。
これ、
「押す」んですよね本当は(笑)
懐かしいな~。
おっといけねぇ、
何だか楽しくなっちまったようだ(笑)
本題はママ釣り師のサポートだってのを忘れず、
趣全開のアジ釣りを楽しんで来たいと思います。
実は僕、
近々釣りガールと2人で夜の海に繰り出す事になってるんです。
たった2人きりでね。
うん、
ガール、
まぁ、、
その・・・、
幼なじみの友達、の、かぁちゃんなんですけど(爆)
そんなこんなで、
完全指名を受けてますのでプランを練る訳です。
外せませんからね。
で、一応聞いてみました。
「何か釣りたいものはある?
今ならアジかスズキの子、変わり所でテナガエビなんか面白いかも」
堅く釣れそうな、
かつ主婦的に食いつきそうな『食材』となる獲物を提示してみました。
が、
「白いかは獲れないの?」
ガッツリ高級食材かよwww
あまり調子に乗せると面倒そう(笑)なので、
シロイカはまだ早いからアジ!とディスカッション終了。
となると、
本格的に事前調査を開始しなければなりません。
アジ。
ひとまずサイズは問わないからアジ。
なるべく遠出はせず、
もちろん足場が良く・・・。
・・・。
マジ面倒臭ぇw
とりあえず釣果最優先なので、
当日は「のべざお倶楽部」を発動するとして、
プラそのものはテンポ良くアジングスタイルで広範囲に探りをかけます。
今は釣れようが釣れまいが、
アジのアタリさえあれば問題ありません。
そのアタリ等々の雰囲気から個体数や魚のテンションを導き出し、
使える場所かそうでないかを判断するのです。
足を使い、車も使い・・・、
そしてついに見つけた大穴ポイント。
いつ行ってもほぼ確実にノーマークだと思われるポイント。
ここでアジングにて10匹ほどの小アジをキャッチした調査1日目。
調査2日目は実際にサシアミを入れて小粒の電気ウキを浮かべてみる事に。
ものの30分ちょっとで2桁。
よし、
これなら行ける。
アタリが遠のいたらウキ下調整によってまた釣れたり、
そのウキ下によって微妙ながらサイズに違いが出たり、
それなりに楽しめるファクターも混在する状況。
そして何より、
のべ竿で掛ける20cmを超えるアジの小気味良い走り。
正直、
普通の若いコにだって間違いなくウケる状況は整えたんだけど(笑)
何はともあれプラ成立、
あとは当日の天候だけっす。
でね、
わざわざこんな事をを書いたのは、
これがあったからなんです。
これ、
ステンの針はずし。
いつものべ竿で狙うアジは10cmとか、
本当に小さい唐揚げサイズのアジなんだけど、
今狙えるのは20cm前後の決して悪くないサイズ。
となると、
針を飲まれる場合だって出てくる訳です。
細軸のキス針にハリスは0.8号のセットなので、
飲まれた針を無理に引くのは良くありません。
だからこそ、針はずし。
いやー探しましたとも。
超~昔の記憶を頼りに、
古い道具箱を引っ張り出しては、
アッチでもにゃ~コッチでもにゃ~、
もう捨てちゃったかな~、
でもきっとこの辺りに眠ってるはず、
そんなこんなで出てきた懐かしの針はずし。
なんと言っても、
今の僕の基礎形成に大きく貢献したであろう道具ですから。
昔はコレ、よう上手に使わなんだだわ~ってね。
タオルで魚を掴んで、
ハリスにこの道具を引っ掛けて、
針まで到達した後は右に回したり左に回したり。
小さな魚の口を覗き込んではチモトの向きを確認し、
何とか針をひっくり返そうとしてみたり。
これ、
「押す」んですよね本当は(笑)
懐かしいな~。
おっといけねぇ、
何だか楽しくなっちまったようだ(笑)
本題はママ釣り師のサポートだってのを忘れず、
趣全開のアジ釣りを楽しんで来たいと思います。
Posted by セリ at
00:30
2012年06月21日
on the
低気圧(って言うか台風)が過ぎ去り、
低気圧(って言うか台風)が入る前と現在のコンディションを考慮し、
なおかつ波が落ち着き始めるタイミングと天候が上手く重なり、
これは経験上、
今日はどう考えてもアジ日和!
な~んて、
仕事しながらそんなんばっかり考えてます(笑)
さて今日はどこに行こうかな~♪
ま、
「どこに行こうか」って言うか、
もう目星は付いてんだけどね~(笑)
そんなこんなで夕刻、
仕事を終えて天気予報の最終チェック。
すると、
思っていた北東ではなく北西の風に変わっているではありませんか・・・。
いや、北西は北西で非常に宜しいのですよ・・・。
しかし予定と逆ってのはお客さん、
それは話が違うじゃねーか・・・。
昼間の浮かれ気分が完全リセット(死)されて、
釣行プランの練り直しです。。
久々の尺上アジが食えると思ったのにな・・・。
とりあえず、こう、こう、こう、で、北西風、
みたいな感じでパズルを組み立て直した結果、
尺上は難しいかもしれないけど2箇所にポイントを絞り込み。
どっちにするかは気分次第って事にして、
釣行方面的に謎キャラの「ちくわのあんちゃん」を誘ってみる事にしました。
して、
20時頃よりアジングスタート。
最初は実績の立ち位置で様子見しますが、
まだ少し明るい上に夕マズメにしこたま入ったであろう、
サビキンガーのアミが影響しているような雰囲気で、
これと言った反応は得られませんでした。
とそこへ、
先に見切りを付けて湾内を探っていたちくわ氏より入電。
「豆だけどナンボでも当たるぞー。」
「まじっすか、2秒で行きます。」
僕も粘りが弱くなったもんですw
と言う訳で結局湾内豆アジにシフト。
しかし豆と言っても実にサイズが良く、
20cm超えるサイズがバンバン釣れます。
先に結果から言いますが、
最後まで同じピンスポットで豆アジ、と言うか小アジを狙い続けた今釣行。
最終キャッチは40匹ほどで、
アジフライを楽しむには申し分ない漁で帰路に着きました。
残念ながら良型は混ざりませんでしたが、
それでも十分楽しむ事ができました。
ただ問題は・・・、
この20cm超サイズにしては異常なまでにシビアだった事。
始めの内は釣れてたんです、
アジもテンションが高くて、
見たこともないであろう「ワーム」に好反応でした。
それがしばらくした頃から明らかに反応が変わりました。
いくら先手、先手で進めようとも連発しない。
ありとあらゆる事を考えました。
試行錯誤を重ねつつ、
状況変化を見極めつつ、
最終的にハメ込んだヒットパターンがありました。
今回、こんなのは初めてでした。
キャスト後はそれなりのレンジまで沈めて、
リフト→ショートステイor軽くシェイク→そこからのリフト→ステイorシェイク・・・
なんと、バイトが出るまでリフト→ストップ系アクションの「繰り返し」でしか当たらなかったんです。
もちろんしつこくリフトを続けた後は任意のレンジまでフォールし直すんですが、
そのフォールでも時折当たるものの、
リフトonリフトのバイトとは明らかに訳が違う様子でした。
僕はこれに気付いてハメ込んでいた頃、
僅か3m隣で振っていたちくわ氏は完全沈黙。
ちょっと申し訳ないと思いつつも、
氏にはいろんな事をやってもらいたくてヒットパターンを黙ってました。
やはり手を変え品を変えするも全く当たらないと嘆くちくわ氏。
で、
そろそろ殴り殺されそうになった(笑)のでネタバラシすると、
その1投目から面白いようにヒットを重ねる氏。
何がそんなに違うのか?
なぜコレでなければならないのか?
アジって何なのか?
久々にアジングの尋常ではない奥深さに触れましたね。
リフト・・・からのリフト。。。からのリフト!からのリフト!!・・・コン・・・。
有り得ないでしょ・・・。
でもこれしか有り得なかった。
訳分かんないっすわ~アジ。
本当面白い。
もう一つ踏み込んで、
この恐ろしさを説明しましょう。
今回は常夜灯下の釣りでした。
メインサイズとなった20cm前後のアジは目視できましたし、
時にはサイトでヒットさせることもありました。
しかしこれが真っ暗闇だったとしたら?
魚が確実に居るとも知らず、
あなたがヒットパターンを発見できずに完全ノーバイトだったとしたら?
「ここにはアジは居ない」と、
諦めて帰っていたかもしれませんね。
本当は居るのに、それもたくさん。
実はこれは、
常時自分自身に言い聞かせている事だったりします。
例えば今回、メインサイズに真剣になり過ぎた為、
本当は居たであろう尺上サイズを反応させられなかったのかもしれない。
ぶっちゃけそれは無いと思いますが、
それは無いと言い切れる確証は何一つありません。
そう、
これがアジング、、、なんじゃないかな、と。
奴ら、ポピュラーな魚だけに本当にどこでも居るんです。
でも、
食わないとなったら頑なに食わない。
その食わない口を無理矢理こじ開ける。
これがアジング。
楽勝の爆釣もアジングだけど、
これもアジング。
うん、
久々に良い釣りができた気がします。
低気圧(って言うか台風)が入る前と現在のコンディションを考慮し、
なおかつ波が落ち着き始めるタイミングと天候が上手く重なり、
これは経験上、
今日はどう考えてもアジ日和!
な~んて、
仕事しながらそんなんばっかり考えてます(笑)
さて今日はどこに行こうかな~♪
ま、
「どこに行こうか」って言うか、
もう目星は付いてんだけどね~(笑)
そんなこんなで夕刻、
仕事を終えて天気予報の最終チェック。
すると、
思っていた北東ではなく北西の風に変わっているではありませんか・・・。
いや、北西は北西で非常に宜しいのですよ・・・。
しかし予定と逆ってのはお客さん、
それは話が違うじゃねーか・・・。
昼間の浮かれ気分が完全リセット(死)されて、
釣行プランの練り直しです。。
久々の尺上アジが食えると思ったのにな・・・。
とりあえず、こう、こう、こう、で、北西風、
みたいな感じでパズルを組み立て直した結果、
尺上は難しいかもしれないけど2箇所にポイントを絞り込み。
どっちにするかは気分次第って事にして、
釣行方面的に謎キャラの「ちくわのあんちゃん」を誘ってみる事にしました。
して、
20時頃よりアジングスタート。
最初は実績の立ち位置で様子見しますが、
まだ少し明るい上に夕マズメにしこたま入ったであろう、
サビキンガーのアミが影響しているような雰囲気で、
これと言った反応は得られませんでした。
とそこへ、
先に見切りを付けて湾内を探っていたちくわ氏より入電。
「豆だけどナンボでも当たるぞー。」
「まじっすか、2秒で行きます。」
僕も粘りが弱くなったもんですw
と言う訳で結局湾内豆アジにシフト。
しかし豆と言っても実にサイズが良く、
20cm超えるサイズがバンバン釣れます。
先に結果から言いますが、
最後まで同じピンスポットで豆アジ、と言うか小アジを狙い続けた今釣行。
最終キャッチは40匹ほどで、
アジフライを楽しむには申し分ない漁で帰路に着きました。
残念ながら良型は混ざりませんでしたが、
それでも十分楽しむ事ができました。
ただ問題は・・・、
この20cm超サイズにしては異常なまでにシビアだった事。
始めの内は釣れてたんです、
アジもテンションが高くて、
見たこともないであろう「ワーム」に好反応でした。
それがしばらくした頃から明らかに反応が変わりました。
いくら先手、先手で進めようとも連発しない。
ありとあらゆる事を考えました。
試行錯誤を重ねつつ、
状況変化を見極めつつ、
最終的にハメ込んだヒットパターンがありました。
今回、こんなのは初めてでした。
キャスト後はそれなりのレンジまで沈めて、
リフト→ショートステイor軽くシェイク→そこからのリフト→ステイorシェイク・・・
なんと、バイトが出るまでリフト→ストップ系アクションの「繰り返し」でしか当たらなかったんです。
もちろんしつこくリフトを続けた後は任意のレンジまでフォールし直すんですが、
そのフォールでも時折当たるものの、
リフトonリフトのバイトとは明らかに訳が違う様子でした。
僕はこれに気付いてハメ込んでいた頃、
僅か3m隣で振っていたちくわ氏は完全沈黙。
ちょっと申し訳ないと思いつつも、
氏にはいろんな事をやってもらいたくてヒットパターンを黙ってました。
やはり手を変え品を変えするも全く当たらないと嘆くちくわ氏。
で、
そろそろ殴り殺されそうになった(笑)のでネタバラシすると、
その1投目から面白いようにヒットを重ねる氏。
何がそんなに違うのか?
なぜコレでなければならないのか?
アジって何なのか?
久々にアジングの尋常ではない奥深さに触れましたね。
リフト・・・からのリフト。。。からのリフト!からのリフト!!・・・コン・・・。
有り得ないでしょ・・・。
でもこれしか有り得なかった。
訳分かんないっすわ~アジ。
本当面白い。
もう一つ踏み込んで、
この恐ろしさを説明しましょう。
今回は常夜灯下の釣りでした。
メインサイズとなった20cm前後のアジは目視できましたし、
時にはサイトでヒットさせることもありました。
しかしこれが真っ暗闇だったとしたら?
魚が確実に居るとも知らず、
あなたがヒットパターンを発見できずに完全ノーバイトだったとしたら?
「ここにはアジは居ない」と、
諦めて帰っていたかもしれませんね。
本当は居るのに、それもたくさん。
実はこれは、
常時自分自身に言い聞かせている事だったりします。
例えば今回、メインサイズに真剣になり過ぎた為、
本当は居たであろう尺上サイズを反応させられなかったのかもしれない。
ぶっちゃけそれは無いと思いますが、
それは無いと言い切れる確証は何一つありません。
そう、
これがアジング、、、なんじゃないかな、と。
奴ら、ポピュラーな魚だけに本当にどこでも居るんです。
でも、
食わないとなったら頑なに食わない。
その食わない口を無理矢理こじ開ける。
これがアジング。
楽勝の爆釣もアジングだけど、
これもアジング。
うん、
久々に良い釣りができた気がします。
Posted by セリ at
02:56
2012年06月17日
確信を見失う日
そんな訳で行って参りました!
島根半島沖磯ショアジギング!
前回の釣行では体がナマっていたため、
時間いっぱい満足に釣り続けられなかったんですが、
今回はメンタル面からって言うかメンタル面を完全スイッチ!
あとは体が付いて行くのを祈るばかり(笑)でスタートしました。
肝心のコンディション、
「今回は出るだろう」という、
ちょっとした自信みたいなものがありました。
まぁ現在の回遊サイズは文句無しの豆ヒラですから、
出るっちゃ出るんですが・・・そういう意味ではなく、
出るだろう、と言う確信に近いものを感じていました。
心配した天候も曇り程度で我慢してくれるらしく、
若干の湿度を感じながらも良い雰囲気の中スタートです。
一発目はトップから開始。
なんとな~く、モジョッと2発ほどチェイスがあったような・・・違うような?
少し高い風波とルアーの波紋がシンクロしただけか?
でも魚だったような・・・。
なんて思っていた矢先、
同行者にヒット!
ええ感じでゴイゴイ巻いております(笑)
ハマチだわ~と言ってますが、
磯際でハマチらしくない鮮やかな横走り!
あっさり抜けるサイズでしたが、
正体はもちろんヒラマサ!
って、
開始1時間にして、
本日の任務終了ですみたいな(笑)
今日は2人の内どちらかには掛かると踏んでましたが、
こんなに早くおいでなさるとは。
一応、
このポイントで10日ほど前に80オーバーが上がってるので、
サイズアップを狙って云々~な、
お決まりの流れなんですけど・・・、
まぁ、
そこはヒラマサ。
例え豆ヒラと言えど、そうそう釣れるものではありません。
姿が拝めた訳だし、今日はのんびりやるか!
それに朝のトップチェイスも魚だったと思えるし。
そんな訳で、
決して終了な流れではないにしろ、
穏やかに時間を使って釣りを続ける事にしました。
空模様はどんどん良くなり、
乾いた風と少しだけ強く照る太陽。
ん~、
休憩がてらの巻き寿司がうめぇぜ・・・。
酢が、酢が染みるぜ・・・。
沖磯はこの開放感がたまらないんですよね~。
「来たー!」
なにー!?
こっちは巻き寿司からのいなり寿司コンビネーションでゴングが鳴ってんだよ!
開放感を楽しんでるんだよ!
そんなまさか、
またヒラマサが、
が、
って、
また黄色いラインが走ってるー!
で、
豆ヒラ2本目キャッチな相方様・・・。
寿司食ってる場合じゃねぇ!w
で、
もちろん狙う訳です、2匹目のナントカ(笑)
いや、もはや3匹目・・・、
まぁ総じてこのパターンは上手く行か・・・ゴインとキター!(汗)
嘘みたいな展開に少々息も上がりかける所ですが、
十分遊べるサイズなので落ち着いて寄せます。
浮いてきた魚体が透き通った海面にイエローを滲ませる瞬間。
いくら小さくても最後は突っ込むし、
そのサイズからは想像できないスピードとキレ。
これが今年のスタートとなる訳です。
1つ目なんでサイズどうこう関係ありません!
と言うか、
ヒラマサは何本目でもサイズ関係なし!
・・・これはデカイの釣ってる人が言えるセリフですかね・・・。
何はともあれ、
寿司が効きましたね~(笑)
もう1個ぐらい残ってないかな?w
クーラー漁ってみるかな?ww
「来たー!」
マジっすかー!?(大汗)
そして例によって横走り(以下略)
ありえん・・・。
例え豆ヒラとは言え、
既に4本・・・ありえん・・・。
とりあえず、
今、
ジアイだろ・・・。
久々のキャスト切れでジグをブチ飛ばした直後で、
生きているのはプラグタックルのみ。
組みかけたノットを放り出して急いでジグに交換しキャスト再開です。
時に僕が使ってるタックル、
ジグロッドはゼナック96Powerなんでチャラいもんなんですが、
プラグにはタイドマークの106/14を使っています(笑)
まぁ、ゴン竿な話でw
これがプラグ引きだからギリギリ使えるものの、
ジグなんて正直シャクれたもんじゃありません(笑)
しかもジグウエイトは最低でも100gないと竿に乗りません(笑)
そんな激しんどいタックルで、
頑張って、
頑張って、
頑張って、
何投目かにショート拾って、
その次のキャスト、
ガン!っとストライク!
・・・案の定、全然曲がらない!w
それでも瀬際の引きを楽しませてもらい、
気付けば2人で5本の釣果。
どうしてもサイズの話になってしまうけど、
何もない日がザラなヒラマサ釣りでこの釣果は、
完全にお客様感謝デーと言って良いでしょう?
1つ獲れるのは確実視してましたが、
これは・・・良き方に裏切ってくれましたわ。
予定より少し早く迎えが来たので、
お決まりのラスト1投とか無しで終了。
しかし本当に良い海域ですわ。
釣れなくても清々しささえ感じる時があるし、
たまには釣れるし(笑)
でもこんな日は滅多にないだろうな。
そうそう、
すっかり忘れてましたショアからのスロージギング。
僕、
結局メインパターンがスローワンピッチなんで、
普段のジグと専用ジグを入れ替えるだけだったって事に気付いたんです(笑)
そりゃスローならではの刻むようなリーリングをショアロッドでやるのは難しいけど、
おっさんスタイルなら可能かな~って感じです。
でもゼナックのロッドとは相性が悪いかな・・・。
結論として、
2本仕入れたスロージグ、
今回両方無くなったので2度とやりゃしねーよ!(死)
けど可能性はありますね。
2度とやりませんがw
あと、
一応こっちも定例チェック済みです。
これもまたサイズじゃないんだよな~。
ついシャッターボタンを押させてしまう、
そんな朱点美人ちゃんでした。
はい、
今週もよく遊びました!
島根半島沖磯ショアジギング!
前回の釣行では体がナマっていたため、
時間いっぱい満足に釣り続けられなかったんですが、
今回はメンタル面からって言うかメンタル面を完全スイッチ!
あとは体が付いて行くのを祈るばかり(笑)でスタートしました。
肝心のコンディション、
「今回は出るだろう」という、
ちょっとした自信みたいなものがありました。
まぁ現在の回遊サイズは文句無しの豆ヒラですから、
出るっちゃ出るんですが・・・そういう意味ではなく、
出るだろう、と言う確信に近いものを感じていました。
心配した天候も曇り程度で我慢してくれるらしく、
若干の湿度を感じながらも良い雰囲気の中スタートです。
一発目はトップから開始。
なんとな~く、モジョッと2発ほどチェイスがあったような・・・違うような?
少し高い風波とルアーの波紋がシンクロしただけか?
でも魚だったような・・・。
なんて思っていた矢先、
同行者にヒット!
ええ感じでゴイゴイ巻いております(笑)
ハマチだわ~と言ってますが、
磯際でハマチらしくない鮮やかな横走り!
あっさり抜けるサイズでしたが、
正体はもちろんヒラマサ!
って、
開始1時間にして、
本日の任務終了ですみたいな(笑)
今日は2人の内どちらかには掛かると踏んでましたが、
こんなに早くおいでなさるとは。
一応、
このポイントで10日ほど前に80オーバーが上がってるので、
サイズアップを狙って云々~な、
お決まりの流れなんですけど・・・、
まぁ、
そこはヒラマサ。
例え豆ヒラと言えど、そうそう釣れるものではありません。
姿が拝めた訳だし、今日はのんびりやるか!
それに朝のトップチェイスも魚だったと思えるし。
そんな訳で、
決して終了な流れではないにしろ、
穏やかに時間を使って釣りを続ける事にしました。
空模様はどんどん良くなり、
乾いた風と少しだけ強く照る太陽。
ん~、
休憩がてらの巻き寿司がうめぇぜ・・・。
酢が、酢が染みるぜ・・・。
沖磯はこの開放感がたまらないんですよね~。
「来たー!」
なにー!?
こっちは巻き寿司からのいなり寿司コンビネーションでゴングが鳴ってんだよ!
開放感を楽しんでるんだよ!
そんなまさか、
またヒラマサが、
が、
って、
また黄色いラインが走ってるー!
で、
豆ヒラ2本目キャッチな相方様・・・。
寿司食ってる場合じゃねぇ!w
で、
もちろん狙う訳です、2匹目のナントカ(笑)
いや、もはや3匹目・・・、
まぁ総じてこのパターンは上手く行か・・・ゴインとキター!(汗)
嘘みたいな展開に少々息も上がりかける所ですが、
十分遊べるサイズなので落ち着いて寄せます。
浮いてきた魚体が透き通った海面にイエローを滲ませる瞬間。
いくら小さくても最後は突っ込むし、
そのサイズからは想像できないスピードとキレ。
これが今年のスタートとなる訳です。
1つ目なんでサイズどうこう関係ありません!
と言うか、
ヒラマサは何本目でもサイズ関係なし!
・・・これはデカイの釣ってる人が言えるセリフですかね・・・。
何はともあれ、
寿司が効きましたね~(笑)
もう1個ぐらい残ってないかな?w
クーラー漁ってみるかな?ww
「来たー!」
マジっすかー!?(大汗)
そして例によって横走り(以下略)
ありえん・・・。
例え豆ヒラとは言え、
既に4本・・・ありえん・・・。
とりあえず、
今、
ジアイだろ・・・。
久々のキャスト切れでジグをブチ飛ばした直後で、
生きているのはプラグタックルのみ。
組みかけたノットを放り出して急いでジグに交換しキャスト再開です。
時に僕が使ってるタックル、
ジグロッドはゼナック96Powerなんでチャラいもんなんですが、
プラグにはタイドマークの106/14を使っています(笑)
まぁ、ゴン竿な話でw
これがプラグ引きだからギリギリ使えるものの、
ジグなんて正直シャクれたもんじゃありません(笑)
しかもジグウエイトは最低でも100gないと竿に乗りません(笑)
そんな激しんどいタックルで、
頑張って、
頑張って、
頑張って、
何投目かにショート拾って、
その次のキャスト、
ガン!っとストライク!
・・・案の定、全然曲がらない!w
それでも瀬際の引きを楽しませてもらい、
気付けば2人で5本の釣果。
どうしてもサイズの話になってしまうけど、
何もない日がザラなヒラマサ釣りでこの釣果は、
完全にお客様感謝デーと言って良いでしょう?
1つ獲れるのは確実視してましたが、
これは・・・良き方に裏切ってくれましたわ。
予定より少し早く迎えが来たので、
お決まりのラスト1投とか無しで終了。
しかし本当に良い海域ですわ。
釣れなくても清々しささえ感じる時があるし、
たまには釣れるし(笑)
でもこんな日は滅多にないだろうな。
そうそう、
すっかり忘れてましたショアからのスロージギング。
僕、
結局メインパターンがスローワンピッチなんで、
普段のジグと専用ジグを入れ替えるだけだったって事に気付いたんです(笑)
そりゃスローならではの刻むようなリーリングをショアロッドでやるのは難しいけど、
おっさんスタイルなら可能かな~って感じです。
でもゼナックのロッドとは相性が悪いかな・・・。
結論として、
2本仕入れたスロージグ、
今回両方無くなったので2度とやりゃしねーよ!(死)
けど可能性はありますね。
2度とやりませんがw
あと、
一応こっちも定例チェック済みです。
これもまたサイズじゃないんだよな~。
ついシャッターボタンを押させてしまう、
そんな朱点美人ちゃんでした。
はい、
今週もよく遊びました!
Posted by セリ at
21:12
2012年06月15日
先生、磯より防波堤が楽しいです・・・
いやね、
イカ釣りに出る予定ではなかったのですよ。
豆アジの唐揚げが食べたいな~って、
夜の常夜灯下に出向いただけなんです。
久々の防波堤、それも貸切と来たもんだ。
して、
煌々と照らされた水面に影を落とさぬよう覗いてみると、
居るじゃないですか、
黒くて丸っこい影(笑)
が、
2つほど(笑)
それでもアジ釣りに来たんだからってんでアジを狙ってみるものの、
これがまた見事に何も無し。
それじゃー奴を狙ってみる?
っと車に戻りタックル入れ替えてシバき倒してやったんですが、
見事なタイミングで、
神戸から来たという可愛らしい女子数名に見つかる僕・・・のイカ。
え、イカ!?
これイカ!?
超でかい!
って言うかイカ!?
こんなの見た事無いって言うかイカこれイカ!?
神戸はタチウオなら釣れるけどこれイカ!?
尋常ではないハイテンションで撮影会の開催です(笑)
「えー今日お兄さんと魚釣りしたかったー!」
ほう・・・。
と、
チラッと堤防入り口付近を見ると連れの男衆が釣りの最中・・・。
チッ(爆)
(いえ、そんな事は思っていませんのでw)
そんな訳で、
こうなったら釣ったアオリを置いて帰らない訳には行かず、
先に釣れてたモンゴウイカと掬ったトビウオをお土産に帰りましたとさ。
うーん、
これからの時期は磯より堤防の方が楽しいのかもしれないw
なんてヌルいこと言ってられません!
渓流はもちろん重要なのですが、
やはりヒラマサとも一戦やらかしておきたい。
となったら、やっぱ磯でしょ!
で、
仕入れてみましたスロージギング用ジグ。
コイツを陸っぱりで放り投げたいと思います。
狙いは根魚ではなく、あくまでヒラマサ。
いつものロングジグとは違った反応を見せるのではないか、
フラット系ジグだからこそ出せる波動があるのではないか、
今週、
狙いの磯に渡礁できたら試してみたいと思います。
でもなー、
ちゃんと飛距離を稼げるのかどうか、
キャスティングからの究極の斜め引きで本来の効果を成すのかどうか、
なんとなく失敗に終わりそうな気がします。
ま、
やってみなければ分かりませんね。
ちなみに今回のイカ、
なんだか写真撮るタイミングを失ったので画は勘弁して下さい(笑)
イカ釣りに出る予定ではなかったのですよ。
豆アジの唐揚げが食べたいな~って、
夜の常夜灯下に出向いただけなんです。
久々の防波堤、それも貸切と来たもんだ。
して、
煌々と照らされた水面に影を落とさぬよう覗いてみると、
居るじゃないですか、
黒くて丸っこい影(笑)
が、
2つほど(笑)
それでもアジ釣りに来たんだからってんでアジを狙ってみるものの、
これがまた見事に何も無し。
それじゃー奴を狙ってみる?
っと車に戻りタックル入れ替えてシバき倒してやったんですが、
見事なタイミングで、
神戸から来たという可愛らしい女子数名に見つかる僕・・・のイカ。
え、イカ!?
これイカ!?
超でかい!
って言うかイカ!?
こんなの見た事無いって言うかイカこれイカ!?
神戸はタチウオなら釣れるけどこれイカ!?
尋常ではないハイテンションで撮影会の開催です(笑)
「えー今日お兄さんと魚釣りしたかったー!」
ほう・・・。
と、
チラッと堤防入り口付近を見ると連れの男衆が釣りの最中・・・。
チッ(爆)
(いえ、そんな事は思っていませんのでw)
そんな訳で、
こうなったら釣ったアオリを置いて帰らない訳には行かず、
先に釣れてたモンゴウイカと掬ったトビウオをお土産に帰りましたとさ。
うーん、
これからの時期は磯より堤防の方が楽しいのかもしれないw
なんてヌルいこと言ってられません!
渓流はもちろん重要なのですが、
やはりヒラマサとも一戦やらかしておきたい。
となったら、やっぱ磯でしょ!
で、
仕入れてみましたスロージギング用ジグ。
コイツを陸っぱりで放り投げたいと思います。
狙いは根魚ではなく、あくまでヒラマサ。
いつものロングジグとは違った反応を見せるのではないか、
フラット系ジグだからこそ出せる波動があるのではないか、
今週、
狙いの磯に渡礁できたら試してみたいと思います。
でもなー、
ちゃんと飛距離を稼げるのかどうか、
キャスティングからの究極の斜め引きで本来の効果を成すのかどうか、
なんとなく失敗に終わりそうな気がします。
ま、
やってみなければ分かりませんね。
ちなみに今回のイカ、
なんだか写真撮るタイミングを失ったので画は勘弁して下さい(笑)
Posted by セリ at
01:01
2012年06月10日
修行そして修行
3ヶ月に及んだサクラマス激闘編を修了、
早いものであれから10日も経ってしまいました。
いえ、むしろ10日しか経ってなにのに、
今、
毎朝4時に起きて釣りに行けと言われても、
頑なに断る(笑)
今はもう腹一杯です的な(笑)
それだけ価値のある内容だったんですよね。
本当に遠い昔の記憶のようです。
が!
いつまでもそんな事は言ってられません!
何だか知らない間に、もの凄く季節が進んでいるじゃないか!
そんな訳で、
ほったらかしてた宿題を全部ひっくり返す事にしました(笑)
まずは沖磯ヒラマサ!
異常なし!
いや、
唯一の異常と言えば、
体力低下っぷりがおぞましい事(笑)
寝不足もあったけどとにかく無理w
まぁ一番の原因は、
サクラからスイッチしきれてないんでしょうね、きっと。
次釣行からが勝負ですわ。
次は、
アジ!
異常なし!
いや、
唯一の異常と言えば、
2回アジのバイトがあって2回掛けたけど2回バラシた事、って、
2回なのに唯一?とかってチャラい突っ込みの件は後日承るとして、
この春は確実に、確実に40オーバーが絡むと踏んでたし、
実際に知り合いが43cm獲ってるし、
遅いかもしれないけど、
もうちょっとやってみようかと思います。
次は、
渓流!
異常なまでにバラシて、
結局チビ2つぐらい!(汗)
いやーキャストも決まらん決まらん・・・。
昨シーズン終盤あたりの雰囲気に持っていくまで、
どのぐらいかかるだろう・・・。
まずい、
まずいぞこれは・・・。
修行が終わったのにまた修行ではないか・・・。
何か、
ちょっと小マシな獲物が欲しい!
だからやっぱり、
イカ!
これは練習いらないパターンか・・・。
そんなこんなで6月2度目の週末釣行は、
渓流ヤマメに決定!
少しでも早く感覚を取り戻しておかないと、
圧倒的なスピードで成長しているらしいサンジ氏に置いて行かれる!
で、
1日目は雨の中、
2日目は早朝から1日フルで頑張ってきました。
まぁ釣れるっちゃ釣れたし、
少しキャストも落ち着いてきたんですが、
とにかく渋い・・・。
イワナ、ヤマメとも9寸サイズが出たので今回はOK!
と行きたい所なんですが、
2日合計で10匹ちょいぐらいしかキャッチできませんでした。
これはちょっとね、
技術面よりもコンディションのせい、多分。
本当~に読めない2日間でした。
しかし、
そんな中でも非常に素晴らしい魚に出会えました。
サイズは24cmぐらいなんですが、
このパーマーク分かります?
沢色が濃いと言うか、
固有種的と言うか、
こういう「山ヤマメ」とも言えるような、
ヤマメって言うかアマゴなんですけど、
とにかくこんなの釣ってみたかったんですよね~。
もの凄く自然を感じます。
これに秋色が加わったらどうなるのか・・・。
ソワソワしてきました(笑)
と言う訳で、
10日間を一気に駆け抜けてみました。
あれもこれもで上手く行きませんが、
止まっていた季節を取り戻す為に、
今週も修行ですわ。
まさかの毎日4時起きモード復活か?(嘘)
早いものであれから10日も経ってしまいました。
いえ、むしろ10日しか経ってなにのに、
今、
毎朝4時に起きて釣りに行けと言われても、
頑なに断る(笑)
今はもう腹一杯です的な(笑)
それだけ価値のある内容だったんですよね。
本当に遠い昔の記憶のようです。
が!
いつまでもそんな事は言ってられません!
何だか知らない間に、もの凄く季節が進んでいるじゃないか!
そんな訳で、
ほったらかしてた宿題を全部ひっくり返す事にしました(笑)
まずは沖磯ヒラマサ!
異常なし!
いや、
唯一の異常と言えば、
体力低下っぷりがおぞましい事(笑)
寝不足もあったけどとにかく無理w
まぁ一番の原因は、
サクラからスイッチしきれてないんでしょうね、きっと。
次釣行からが勝負ですわ。
次は、
アジ!
異常なし!
いや、
唯一の異常と言えば、
2回アジのバイトがあって2回掛けたけど2回バラシた事、って、
2回なのに唯一?とかってチャラい突っ込みの件は後日承るとして、
この春は確実に、確実に40オーバーが絡むと踏んでたし、
実際に知り合いが43cm獲ってるし、
遅いかもしれないけど、
もうちょっとやってみようかと思います。
次は、
渓流!
異常なまでにバラシて、
結局チビ2つぐらい!(汗)
いやーキャストも決まらん決まらん・・・。
昨シーズン終盤あたりの雰囲気に持っていくまで、
どのぐらいかかるだろう・・・。
まずい、
まずいぞこれは・・・。
修行が終わったのにまた修行ではないか・・・。
何か、
ちょっと小マシな獲物が欲しい!
だからやっぱり、
イカ!
これは練習いらないパターンか・・・。
そんなこんなで6月2度目の週末釣行は、
渓流ヤマメに決定!
少しでも早く感覚を取り戻しておかないと、
圧倒的なスピードで成長しているらしいサンジ氏に置いて行かれる!
で、
1日目は雨の中、
2日目は早朝から1日フルで頑張ってきました。
まぁ釣れるっちゃ釣れたし、
少しキャストも落ち着いてきたんですが、
とにかく渋い・・・。
イワナ、ヤマメとも9寸サイズが出たので今回はOK!
と行きたい所なんですが、
2日合計で10匹ちょいぐらいしかキャッチできませんでした。
これはちょっとね、
技術面よりもコンディションのせい、多分。
本当~に読めない2日間でした。
しかし、
そんな中でも非常に素晴らしい魚に出会えました。
サイズは24cmぐらいなんですが、
このパーマーク分かります?
沢色が濃いと言うか、
固有種的と言うか、
こういう「山ヤマメ」とも言えるような、
ヤマメって言うかアマゴなんですけど、
とにかくこんなの釣ってみたかったんですよね~。
もの凄く自然を感じます。
これに秋色が加わったらどうなるのか・・・。
ソワソワしてきました(笑)
と言う訳で、
10日間を一気に駆け抜けてみました。
あれもこれもで上手く行きませんが、
止まっていた季節を取り戻す為に、
今週も修行ですわ。
まさかの毎日4時起きモード復活か?(嘘)
Posted by セリ at
23:09
2012年06月02日
修行と言う名の釣り
6月1日
ようやく、と言っては語弊がありますが、
ついに禁漁を迎える日となりました。
全く何も分からないで始めたサクラマス釣り。
知ることができたのだから幸せなのかもしれませんが、
一生知らないならそれはそれで幸せかもしれないと言えるのではないでしょうか。
そんなサクラマス釣りを人は『修行』と言います。
他にも修行と言われる種類の釣りはあります。
総じて、簡単には仕留められないどころか、
狙いを定めるのすら困難な釣りに当てはめられます。
サクラマスはその典型ですね。
そんな修行も、もう、おしまい。
この1stシーズンに起きた出来事には、
自分の中だけにしまっておきたい事がたくさんあります。
だからまとめて多くを書き連ねる事はしないでおきます。
もっとも、上手くまとまらないのが本音ですが・・・。
5月に入ってから、
いえ、
GWを過ぎてから急激に釣果に恵まれ始めた僕の釣り。
それまで培ってきた小さな「点」同士が、
短いながら線になった瞬間。
この線を何シーズンもかけながらたくさん引いて行くんです。
でも結果、その線で何が描けるのだろうか?
それは誰にも分かりません。
5月31日
本当に最後の夕方30分釣行で、
思い出の場所で振って釣り納めをするのか、
最後まで攻めきるのかの2択。
僕はもちろん後者を選びました。
そして今シーズンのラストフィッシュは・・・!
少し流れの強い瀬尻から水が巻くポイントで食わせたし、
薄暗くなってきて体色のツートンが際立つし、
そりゃもう完全に小桜だと思って寄せましたとも(笑)
でもラストがビッグメナダのスレじゃなくて良かった(笑)
そうそう、
鱒族じゃない人達もそれなりに掛かりましたね。
ウグイ
コイ(スレ)
メナダ(スレ)
ナマズ
ニゴイ・・・
って言うかナマズはアカンです。
あれは蒸し暑い夏の夜に、
糸を引きそうなドマッディー用水路から
ガフガフ言わしてお越し頂くもんです。
本流でミノー引いてる時に来てもらっては困ります。
それなりのウエイトがローリングするなんて心臓に悪いから・・・。
でもニゴイに関しては嬉しかったりします。
サクラマス釣りのベテランは皆が釣っているであろうニゴイ。
それにようやく遭遇できたんです。
なんかこう、税金でも納めたというか、
少しだけ川から認められたというか、
決して悪くは思いませんでしたね。
そしてそして、
最後の鱒は5月29日。
(全然ピンが来てないですが・・・)
どうしても最後にもう1本釣りたい。
その思いだけで仕事前も仕事後にも、
ただひたすらに千代川通いしていました。
この日は瞬間的に雷雨が差し掛かる天気。
降水量は少なくとも2度は雨に当たったであろう川筋。
僅かばかりの雨も逃してたまるかと、
最終的に下流観測ポイントでも10cmほどの水位増となった、
その上がりッパナで掛かった44cmのサクラマス。
もう1本50UPを狙うなんて言うだけは言ったものの・・・。
まぁ、ねぇ・・・。
だからこの1本には大きな価値を見出す事ができました。
最初は持ち帰っていた小桜も、
奇跡の60をキャッチできてからはリリースに努めていました。
これ以上は川に申し訳ないという思いで。
でもこの1本は、どうしても贈りたい人のために持ち帰り。
だからこそ最後に1本獲りたいと思っていたのですが。
そして6月1日、
僕の修行の全てが終わりました。
長く、辛く、それなのに何も覚えていない、
そんな3ヶ月が終わりました。
本当に大切な事は文字列では上手く表現できません。
なぜならこんな気持ちにはなったことがないから。
本当に本当に不思議な釣りです。
不思議と言えば、
この日に全てが始まるエリアもあると言う事。
何なんでしょうね一体・・・。
ラストフィッシュのセイゴをリリースした後、
車に戻りながらふと天を仰ぐと、
静かに霞み掛かった空に申し訳無さそうに居座る小さな月。
物思いにふけるには丁度良いじゃないですか。
ありがとうございました
千代川に一礼して釣りを終えました。
ようやく、と言っては語弊がありますが、
ついに禁漁を迎える日となりました。
全く何も分からないで始めたサクラマス釣り。
知ることができたのだから幸せなのかもしれませんが、
一生知らないならそれはそれで幸せかもしれないと言えるのではないでしょうか。
そんなサクラマス釣りを人は『修行』と言います。
他にも修行と言われる種類の釣りはあります。
総じて、簡単には仕留められないどころか、
狙いを定めるのすら困難な釣りに当てはめられます。
サクラマスはその典型ですね。
そんな修行も、もう、おしまい。
この1stシーズンに起きた出来事には、
自分の中だけにしまっておきたい事がたくさんあります。
だからまとめて多くを書き連ねる事はしないでおきます。
もっとも、上手くまとまらないのが本音ですが・・・。
5月に入ってから、
いえ、
GWを過ぎてから急激に釣果に恵まれ始めた僕の釣り。
それまで培ってきた小さな「点」同士が、
短いながら線になった瞬間。
この線を何シーズンもかけながらたくさん引いて行くんです。
でも結果、その線で何が描けるのだろうか?
それは誰にも分かりません。
5月31日
本当に最後の夕方30分釣行で、
思い出の場所で振って釣り納めをするのか、
最後まで攻めきるのかの2択。
僕はもちろん後者を選びました。
そして今シーズンのラストフィッシュは・・・!
少し流れの強い瀬尻から水が巻くポイントで食わせたし、
薄暗くなってきて体色のツートンが際立つし、
そりゃもう完全に小桜だと思って寄せましたとも(笑)
でもラストがビッグメナダのスレじゃなくて良かった(笑)
そうそう、
鱒族じゃない人達もそれなりに掛かりましたね。
ウグイ
コイ(スレ)
メナダ(スレ)
ナマズ
ニゴイ・・・
って言うかナマズはアカンです。
あれは蒸し暑い夏の夜に、
糸を引きそうなドマッディー用水路から
ガフガフ言わしてお越し頂くもんです。
本流でミノー引いてる時に来てもらっては困ります。
それなりのウエイトがローリングするなんて心臓に悪いから・・・。
でもニゴイに関しては嬉しかったりします。
サクラマス釣りのベテランは皆が釣っているであろうニゴイ。
それにようやく遭遇できたんです。
なんかこう、税金でも納めたというか、
少しだけ川から認められたというか、
決して悪くは思いませんでしたね。
そしてそして、
最後の鱒は5月29日。
(全然ピンが来てないですが・・・)
どうしても最後にもう1本釣りたい。
その思いだけで仕事前も仕事後にも、
ただひたすらに千代川通いしていました。
この日は瞬間的に雷雨が差し掛かる天気。
降水量は少なくとも2度は雨に当たったであろう川筋。
僅かばかりの雨も逃してたまるかと、
最終的に下流観測ポイントでも10cmほどの水位増となった、
その上がりッパナで掛かった44cmのサクラマス。
もう1本50UPを狙うなんて言うだけは言ったものの・・・。
まぁ、ねぇ・・・。
だからこの1本には大きな価値を見出す事ができました。
最初は持ち帰っていた小桜も、
奇跡の60をキャッチできてからはリリースに努めていました。
これ以上は川に申し訳ないという思いで。
でもこの1本は、どうしても贈りたい人のために持ち帰り。
だからこそ最後に1本獲りたいと思っていたのですが。
そして6月1日、
僕の修行の全てが終わりました。
長く、辛く、それなのに何も覚えていない、
そんな3ヶ月が終わりました。
本当に大切な事は文字列では上手く表現できません。
なぜならこんな気持ちにはなったことがないから。
本当に本当に不思議な釣りです。
不思議と言えば、
この日に全てが始まるエリアもあると言う事。
何なんでしょうね一体・・・。
ラストフィッシュのセイゴをリリースした後、
車に戻りながらふと天を仰ぐと、
静かに霞み掛かった空に申し訳無さそうに居座る小さな月。
物思いにふけるには丁度良いじゃないですか。
ありがとうございました
千代川に一礼して釣りを終えました。
Posted by セリ at
10:38
2012年05月20日
足跡
前回の記事でご報告した奇跡の1発。
皆様からの暖かいお言葉、
本当にありがとうございました。
頑張った甲斐がありました。
しかしながら頑張った賜物と言うには恐れ多く、
偶然の産物である事に変わりありません。
まぁ、
昨日魚釣りを始めた単なる素人と比べれば、
そりゃー魚とのやりとり云々に関しては多少アレですが・・・、
そうは言っても異常なほど緊張したファイトだったし、
増してやフックの掛かり所など選べるはずもなく、
キャッチに至ったのは本当に運が良かったんだと改めて感じています。
そう。
だからこそ、
ただの偶然で終わらせたくないんです。
あと1本、
今シーズンあと1本50cmUPを狙いたいと思っています。
真剣に対峙し、獲ったからこそ見える何か。
次が獲れるか獲れないかで言えば限りなく獲れないでしょうが、
でも、
狙いたいと思うだけなら思えば良い、
そうではないでしょうか?
諦めは、
絶対に、
何も生まない。
それだけはやってはならない事。
今週は3本のモドリ?小型サクラマス?をキャッチ。
2枚目に関しては本流ヤマメ臭いですが・・・。
いや、
40UPヤマメなんて今釣るにはもったいないので小桜って事にしとこう・・・。
3枚目はそこそこ上で掛けた個体で、
鋭い顔つきに鱗ビッシリだったので嬉しい1本でした。
そんな事はさておき、
なんとなく成長してるのかな?
って感覚を覚えます。
現在はこの水位で、
この状況推移で、
適材適所でルアーやアクションを選択し、
掛けて、バラさない。
成長はしています。
3月から比べりゃ我ながら偉いもんです。
ただ、相手が40サイズであること。
40なら釣れる。
40が45でも恐らく変わらないでしょう。
しかし・・・、
もしそこに居たのが50クラスだったら、
本当に反応させられて、上手く掛け、
バラさずに取り込めるのだろうか?
いや、
居たのかもしれない。
むしろ居るんだけど、引っ張り出せないだけなんじゃないだろうか。
撃っているつもりでも、
もしかしたら奴の視界には映り込んでいないのかもしれない。
こうして考えるのは自由です。
だからそれと同じように、
本気でもう1本狙ってやりたいと思っています。
ただ。。。
僅かばかり読めるような気がした期間ももう終わり。
この日曜日は特に、
とにかく足跡が少なそうな場所のランガンに尽くしました。
寂しい事に僕程度が考えて行く場所には、
確実に足跡が残されているんですがね。
今はとにかくまとまった水が欲しい。
これはきっと多くの人が望んでいるはずです。
でも、
水が出たら出たでまたリセット。
1からエリアの絞り直しになるんですよね。
この繰り返しでシーズンを重ね、
少しずつ引き出しを増やしていくんだよなぁ。。
でも、でも、
今は目前の事を強く意識しなければなりません。
あと10日しかない。
『少しでも多くの小さな何か』を見つけるために、
まだまだ早起きモードは続くのです。
皆様からの暖かいお言葉、
本当にありがとうございました。
頑張った甲斐がありました。
しかしながら頑張った賜物と言うには恐れ多く、
偶然の産物である事に変わりありません。
まぁ、
昨日魚釣りを始めた単なる素人と比べれば、
そりゃー魚とのやりとり云々に関しては多少アレですが・・・、
そうは言っても異常なほど緊張したファイトだったし、
増してやフックの掛かり所など選べるはずもなく、
キャッチに至ったのは本当に運が良かったんだと改めて感じています。
そう。
だからこそ、
ただの偶然で終わらせたくないんです。
あと1本、
今シーズンあと1本50cmUPを狙いたいと思っています。
真剣に対峙し、獲ったからこそ見える何か。
次が獲れるか獲れないかで言えば限りなく獲れないでしょうが、
でも、
狙いたいと思うだけなら思えば良い、
そうではないでしょうか?
諦めは、
絶対に、
何も生まない。
それだけはやってはならない事。
今週は3本のモドリ?小型サクラマス?をキャッチ。
2枚目に関しては本流ヤマメ臭いですが・・・。
いや、
40UPヤマメなんて今釣るにはもったいないので小桜って事にしとこう・・・。
3枚目はそこそこ上で掛けた個体で、
鋭い顔つきに鱗ビッシリだったので嬉しい1本でした。
そんな事はさておき、
なんとなく成長してるのかな?
って感覚を覚えます。
現在はこの水位で、
この状況推移で、
適材適所でルアーやアクションを選択し、
掛けて、バラさない。
成長はしています。
3月から比べりゃ我ながら偉いもんです。
ただ、相手が40サイズであること。
40なら釣れる。
40が45でも恐らく変わらないでしょう。
しかし・・・、
もしそこに居たのが50クラスだったら、
本当に反応させられて、上手く掛け、
バラさずに取り込めるのだろうか?
いや、
居たのかもしれない。
むしろ居るんだけど、引っ張り出せないだけなんじゃないだろうか。
撃っているつもりでも、
もしかしたら奴の視界には映り込んでいないのかもしれない。
こうして考えるのは自由です。
だからそれと同じように、
本気でもう1本狙ってやりたいと思っています。
ただ。。。
僅かばかり読めるような気がした期間ももう終わり。
この日曜日は特に、
とにかく足跡が少なそうな場所のランガンに尽くしました。
寂しい事に僕程度が考えて行く場所には、
確実に足跡が残されているんですがね。
今はとにかくまとまった水が欲しい。
これはきっと多くの人が望んでいるはずです。
でも、
水が出たら出たでまたリセット。
1からエリアの絞り直しになるんですよね。
この繰り返しでシーズンを重ね、
少しずつ引き出しを増やしていくんだよなぁ。。
でも、でも、
今は目前の事を強く意識しなければなりません。
あと10日しかない。
『少しでも多くの小さな何か』を見つけるために、
まだまだ早起きモードは続くのです。
Posted by セリ at
21:08
2012年05月15日
おみくじ
前回のUPからもう1ヶ月も経ってしまったのですね。
なるほど、
1日というサイクルがあっという間に過ぎ去って行くのも納得です。
昨日の事が、今朝の事さえも、今の僕にはもはや古い記憶なんです。
今日の事は記憶として頭の中に残しつつ、
その頭で考える事は明日の事。
次の一手を考えては一蹴され、
悠長に落ち込む暇なんてあるはずもなく立ち上がる毎日。
それほどまでに1日中「サクラマス」の事を考えている自分が居る事に気付いたのは、
それはそれはごく最近の事でした。
浅はかだったのかもしれない。
シーズン最後までやり通すと決めてはいたものの、
一方では完全に諦めてもいました。
今年は練習期間であって、
来年3月からが本番なんだと。
投げ出すようなマネはしません。
でも諦めていたのは本当です。
この4月、5月は本当によく通いました。
毎朝4時に目を覚ましては車を飛ばして水辺に降り立ち、
1時間ほど振ってから仕事に繰り出す毎日。
しっかり仕事をこなして帰宅すると、
翌日に備えて軽く準備をして、
まさか海に向かう暇などあれば早く寝て疲れを取る日々でした。
正直言って、
始めた当初は数撃てば当たると思っていました。
当たらなくとも見えるものはあるはずだと。
それもシーズン後半にかけてアングラーが減ってくるだろうから、
まぁ3月はボチボチで、みたいな。
実際問題として、
3月の平日朝活は時間的制約が非常に厳しい現実があります。
ポイントまで往復1時間少々かけて通い、
実釣時間は30分・・・そんなの有り得ないだろうと思っていました。
しかし、
今となっては30分でも撃ちに出なかった事が悔やまれてなりません。
当時、たかが30分で何ができるんだ、釣れる訳ない、なんて思っていました。
確かにそれだけでは出来る事が限られます。
しかし、30分の間に釣ってやろうと思うこと自体が間違っていたと、
今では思えます。
釣果を残すためではない。
その僅かな時間内に、
釣果に繋げるための「何か」が掴めさえすれば十分なのだ。
この釣りは釣りであって釣りでない。
むしろ釣りでない部分がこの釣りの「釣り」なのかもしれない。
ただでさえ釣れないのに、向かわないと釣れないのは間違いありません。
こうして3月の遅れを取り戻すように、
4月、5月は狂ったように川に向かっていました。
しかし闇雲に出れば釣れる訳ではない。
粘ったからと言って何か見える訳でもない。
これがこの4月5月に通って感じたものです。
「サクラマスは運の要素が強い」
確かに皆が言わんとする事は分かります。
手の届く周辺にサクラマスが居るとして、
人が入れ替わり立ち替わりルアーを通す中でも、
そいつがヤル気を出すタイミングでそこに立っていて、
上手く口を使うラインを通す事が、果たして狙ってできるのか。
食ったとしても、それは狙ったと言えるのか。
それって運じゃないのか。
答えは・・・、
もちろん運なんでしょうね。
でも、
正確には運ではなく偶然。
この偶然にいかに多く遭遇できるかどうか。
そして遭遇した偶然をどれだけ上手く生かすか。
究極は、偶然を誘発できるかどうか・・・。
せめて口で言うぐらい簡単なら良いのですが、
それすらも気難しいサクラマス・・・。
少し話が変わりますが、
今年から始めたサクラマス、
僕は2タックルを投入しました。
1タックル目は希望に満ち溢れた初回使用で、
まさかのブランクス破損、即メーカー送り。
新品未使用の新古品というリスクが全面に出てしまった、
非常に苦い経験でした。
知人に1本借りたものの、
いつまでもこれではいけないと2タックル目投入を決意。
大枚はたいて有名ショップで即納品をネット注文。
これで正真正銘サクラ戦に気合いが入ったつもりでした。
しかし・・・、
初期不良でコミが深くジョイント緩みが多発。
もはや釣りにならないレベルでした。
そんなまさかに備えて有名処で注文したのに、
希望の新品交換ではなく泥を塗って送り返されました。
これが某氏の逆鱗に触れ、
ショップを飛び越しメーカー直にご挨拶を入れて頂き、
何と新品交換を取り付けて頂きました。
が、
それもまさかの初期不良・・・。
今度はキャストと同時に印籠継ぎの芯材から折れて飛んで行く穂先・・・。
笑うしかありませんでした。
3回連続アタリ竿なんて引きますか、普通・・・。
サクラのアタリなんて1回も無いのに。
本当に、本当に・・・辞めてしまおうかと思いました。
尋常ではない辛さがありましたね。
この釣りは向いてないのかな。
釣りがしたいだけなのに、
まともに釣りができてない・・・。
時は5月、
ロクに何も分からないまま、
もう終盤を迎えようとしていました。
ここまで、
確かにそれなりの成長を感じてはいました。
小型と思われる魚のバイトは拾えるようになって来たし、
実際にヤマメや尺アマゴが釣れたり、
ついに来たかとファイトしてみれば遡上シーバスに遊ばれたり。
辞めてしまおうと思う反面、
意地があるし、
少しずつ調子が出てきているような感は掴んでいました。
そんな矢先、
いつものように朝活での出来事。
ダウンクロスで入れたルアーが流されて回収コースに入ったので、
ゆっくりピックアップしていると・・・、
ルアーの1mほど後ろを、
1匹の謎の小魚が頑張って昇って行くのが目に入りました。
定位していたりスクールで居たりと色んな表情で見る者を癒してくれる?
そんな小魚たち。
しかし単発で、ただただ上に向かって泳ぎ昇って行く様子は初めて見ました。
そして、
僕がミノーに加えるアクションとは酷く違う事に初めて気が付きました・・・。
これが本物の無防備な魚の泳ぎか・・・。
今の方向性としてはダウンクロスのスローな釣りで、
サクラの存在に気付かずテリトリーに侵入する小魚を威嚇で当たらせたい、
というもの。
ま、はっきり言って誰もがやってるんですけど。
それが、
多分、
全く出来ていなかった事・・・。
そしてそれからしばらくも経たない朝活、
ついに僕はイメージ通りの釣りで、
しかもサイトでヒットさせる事ができたのです。
いわゆる小桜と言われる、40サイズのサクラマス。
このサイズは反応が良いとされるし、
サクラじゃなくモドリのパターンもあるし、
実測で40切ってたし・・・でも、もう嬉しくて嬉しくて・・・。
その嬉しさが落ち着くと、
ふと、
いろんな事が頭の中を高速で駆け巡り始めました。
そしてこの小桜は確実にプラスになると感じました。
5月7日
初の小桜ヒットを皮切りに、
今まで何も無かったのが嘘みたいに、
連続でヒットやチェイスを引っ張り出せるようになりました。
(キャッチに至らないのがキャリア不足ではありますが・・・)
小さいのが差したタイミングと言うのは確実にありますが、
そうじゃなく、
ルアーを引くことから雑念が消えて行く感覚でした。
そしてついに「偶然」の日が訪れる事になりました。
5月12日
朝一のポイントをハズし、2番目に選んだポイント。
早々に小さなヤマメをヒットさせ、
きっと間違ってはいないと言い聞かせながら丁寧に釣り下りました。
そして雰囲気のあるピンスポットに送り込んだルアーが、
何奴かに喰らわれた衝撃。
ま、
川シーバスも2本目になれば薄々分かってはいましたが・・・、
問題は魚ではなく、そのサイズ。
面倒臭すぎて測っては無いんですが、推定60ちょい切れ程。
このサイズが暴れる姿がどう見えるのか、
ここが大切でした。
そして迎えた3番目のポイント。
開始から2時間ほどかけて丁寧に釣り下るも反応がなく、
流石昼前になれば何人も叩いたかな~と、
いつもならトボトボ歩いて車に向かいながら、
さて次はどうしたもんかと考えるのですが・・・。
きっと、偶然・・・?
いや、何かに呼ばれた?
上を見ても誰も下る人は居ないので、
普段はほとんどしない釣り上がりで開始地点まで戻る事にしました。
1回叩いてるので要所だけに絞り、調子よく上がって行きます。
そして当然のように何事も無く開始地点に到着。
ここで何を思ったか、
普段はほとんど、どころか、
絶対にしないルアーの引き方で釣りを始めてしまうのです。
今考えても、
なぜあそこであの釣りにスイッチしたのか、
なぜ移動しなかったのか、
全く思い出せません。
グワン!
突如としてその身をよじらせながら、
どこからともなく高速でルアーに突っ込んでくる魚体。
あまりの勢いに怯んでしまい、
ルアーのレンジが一気に水面直下まで浮いてしまいました。
それに更なるスイッチが入ったか執拗にチェイスするも、
もう足元と距離が無く水面で水柱を1つ立てて底へと沈んで行きました。
今の、、
が、
サクラます。。
もう何かを考える余裕がありませんでした。
すぐさま2投ほどサーチするも反応がなく、
3投目に大きくコースを変えると、、、また来た!
同じテンションでチェイスするも、
先と全く同じく距離が無くなりゲームオーバー。
その日、
それまで培ってきた釣りを忘れ、
60オーバーと思われるあのサクラを狂ったように反応させた、
あの釣りだけに没頭したのは言うまでもありません。
結果として小桜1本キャッチと1チェイスを引き出したので、
やはり何かしら・・・そう思いながら日没を迎えました。
そして運命の、
5月13日
早朝4時過ぎには準備を済ませ、
いつでも川に立ち込めるようスタンバイしていました。
もちろんあのチェイスの魚を狙い撃つつもりです。
空が静かに静かに白み始めた頃、
予定エリアの上から釣り下りを始めました。
目の前の様子など何も見えてはいませんでした。
ただ、
奴が居るであろう、あの辺りの事ばかりを、
冷静を装って考えていました。
まだだ、まだ早い。
しばらく下ったあたりで、
誰に言われるでもなく釣りを中断。
ここに来て気温の低さが身に染みてきました。
やっと我を取り戻したような感覚でした。
まだだ、まだ。
ゆっくり、ゆっくり、明るくなる空。
目前の山の向こうには、
太陽がもうすぐそこまで控えています。
予定エリアを通り越し遥か下流を見渡すと、
実に暖かそうな日差しが朝を演出しています。
その日差しが下流から上流へ、
少しずつこちらに向かって歩いてきて、
近くの土手の草木が鮮やかな緑を放ち始めました。
そして偏光越しに一筋の光が入り込み、
また誰に言われるでもなく、
時間だ、
と。
さて、
今日のおみくじは、大吉出るかなぁ?
ずっと凶ばかり引いてきたからなぁ。
釣りは、
これまで多くの時間を費やしてきたダウンクロスの釣り。
ルアーは昨日のチェイスと同じルアー。
暖かな日差しで照らされた水面に向かって、
祈るようにキャストを開始しました。
そして答えはすぐに出ました。
コンッ
あんな魚体が出すとは思えない、
まして昨日と同じ魚とは思えない繊細なバイト。
コンタクトの瞬間はナイロンでは絶対に感じられないバイト。
こんなレンジで小岩を小突くはずがねぇだろう!
そう言ったが先か竿を天に突き刺すが先か、
とんでもないストロークで叩かれたかと思うと、
水面でえげつない水柱が上がり始めました。
シーバス?もうこんな所まで遡上?
だったら80は堅いぞ!
少し大人しくなった瞬間に一気に寄せのモーションに入ると、
運良く岸寄りに走る魚体。
そして再び水面を割るや否や、間違いなく昨日のサクラだと確信、
って言うかデカイ!
獲れるのか、獲れるのかこんなの・・・。
水面と距離があるのでフックが見えないし、
何よりこのロッドパワーでは歯止めが効かない。
そうこうしてたら岸際から上流に向かって一気にスーパーラン!
気持ち悪いぐらいドラグが滑らされ、
もう信じて耐えるのみの防戦一方。
手前には石が入ってる、もうそろそろ仕掛けるタイミングを伺わないと、
そんな思いが通じる訳はないのだけど、
今度は流下を始めてくれる魚。
チャンス!ここだ!
上に走られた事で幸いベリーフックもセットし、
下流のランディングポイントまで静かに下らせるだけだ・・・。
頼む、もう暴れんな、頼むぞ・・・。
生きた心地のしない中、
長々と誘導に応じる魚。
まだまだパワーは有り余ってるどころか、
間違いなく1度たりとも本気を見せていないはず。
そんなランを見せられてたまるか・・・。
ついにランディングポイントに到着。
腰まで立ち込んで、、、
ネットに手をかけ、、、
テンダー開けて、、、
下流に回って上を向いている魚との距離を詰めて、、、
行けるか、行けるか?
頼む、
暴れんな!
ネット・・・、
イン・・・。
突然、
水の流れる音が耳に入り始めました。
ここは千代川で、
朝からサクラマス狙ってて、
掛けて、
獲った・・・。
っしゃー!!!
すごく恥ずかしい話してもいいですか。
実は、
これ獲って、
もう、
張り詰めてた何かが全部吹っ切れて、
声上げて泣きました。
みんなが頑張ってるし、
頑張るのが当たり前の釣りだし、
根本的に頑張るなんて概念は無いはずだと言い聞かせて・・・、
でもやっぱり、
オレ頑張ってたんだなぁって・・・。
涙が止まりませんでした。
61.5cm 2.6kg
一応、
とあるサクラマスチームに所属?させて頂いてたのですが、
やっぱり1年目だし何も知らないし、
どうしても溶け込め切れずにいたんですが・・・、
そんなだったのに、
一報で皆が駆けつけてくれて、
握手してくれて、
暖かい言葉の数々をかけてくれて、
いっぱい写真撮ってくれて、
笑って、
笑って、
笑って。。。
また泣きそうでした(笑)
それと同時に思い知りました。
こんな魚を追いかけていたんだなぁ、と。
魚釣りごときで、
泣けねぇよ普通・・・。
でもサクラマスだけは別物でした。
余りにも美しく、高貴で、力強く、と、
言葉を当てはめるのが失礼かもしれないと思えるくらい。
これまでいろんなメモリアルフィッシュがありましたが、
どう考えても僕の釣り人生で1番の感動ものでした。
もちろんこの釣りが1番じゃないんですがね、
1番の感動巨編だったのは間違いありません。
だから多くの人が虜になるんですよねぇ。。
この朝一の出来事からようやく覚醒したのは実に12時。
僕は再び川に舞い戻っていました。
1年目の5月に60はとんでもない快挙ではあるっぽいんですが、
ひとまず、
シーズンはまだ終わってはいませんからね。
ようやく1段目の階段に足を掛けられた気がします。
サクラマスかぁ。
なるほど、
1日というサイクルがあっという間に過ぎ去って行くのも納得です。
昨日の事が、今朝の事さえも、今の僕にはもはや古い記憶なんです。
今日の事は記憶として頭の中に残しつつ、
その頭で考える事は明日の事。
次の一手を考えては一蹴され、
悠長に落ち込む暇なんてあるはずもなく立ち上がる毎日。
それほどまでに1日中「サクラマス」の事を考えている自分が居る事に気付いたのは、
それはそれはごく最近の事でした。
浅はかだったのかもしれない。
シーズン最後までやり通すと決めてはいたものの、
一方では完全に諦めてもいました。
今年は練習期間であって、
来年3月からが本番なんだと。
投げ出すようなマネはしません。
でも諦めていたのは本当です。
この4月、5月は本当によく通いました。
毎朝4時に目を覚ましては車を飛ばして水辺に降り立ち、
1時間ほど振ってから仕事に繰り出す毎日。
しっかり仕事をこなして帰宅すると、
翌日に備えて軽く準備をして、
まさか海に向かう暇などあれば早く寝て疲れを取る日々でした。
正直言って、
始めた当初は数撃てば当たると思っていました。
当たらなくとも見えるものはあるはずだと。
それもシーズン後半にかけてアングラーが減ってくるだろうから、
まぁ3月はボチボチで、みたいな。
実際問題として、
3月の平日朝活は時間的制約が非常に厳しい現実があります。
ポイントまで往復1時間少々かけて通い、
実釣時間は30分・・・そんなの有り得ないだろうと思っていました。
しかし、
今となっては30分でも撃ちに出なかった事が悔やまれてなりません。
当時、たかが30分で何ができるんだ、釣れる訳ない、なんて思っていました。
確かにそれだけでは出来る事が限られます。
しかし、30分の間に釣ってやろうと思うこと自体が間違っていたと、
今では思えます。
釣果を残すためではない。
その僅かな時間内に、
釣果に繋げるための「何か」が掴めさえすれば十分なのだ。
この釣りは釣りであって釣りでない。
むしろ釣りでない部分がこの釣りの「釣り」なのかもしれない。
ただでさえ釣れないのに、向かわないと釣れないのは間違いありません。
こうして3月の遅れを取り戻すように、
4月、5月は狂ったように川に向かっていました。
しかし闇雲に出れば釣れる訳ではない。
粘ったからと言って何か見える訳でもない。
これがこの4月5月に通って感じたものです。
「サクラマスは運の要素が強い」
確かに皆が言わんとする事は分かります。
手の届く周辺にサクラマスが居るとして、
人が入れ替わり立ち替わりルアーを通す中でも、
そいつがヤル気を出すタイミングでそこに立っていて、
上手く口を使うラインを通す事が、果たして狙ってできるのか。
食ったとしても、それは狙ったと言えるのか。
それって運じゃないのか。
答えは・・・、
もちろん運なんでしょうね。
でも、
正確には運ではなく偶然。
この偶然にいかに多く遭遇できるかどうか。
そして遭遇した偶然をどれだけ上手く生かすか。
究極は、偶然を誘発できるかどうか・・・。
せめて口で言うぐらい簡単なら良いのですが、
それすらも気難しいサクラマス・・・。
少し話が変わりますが、
今年から始めたサクラマス、
僕は2タックルを投入しました。
1タックル目は希望に満ち溢れた初回使用で、
まさかのブランクス破損、即メーカー送り。
新品未使用の新古品というリスクが全面に出てしまった、
非常に苦い経験でした。
知人に1本借りたものの、
いつまでもこれではいけないと2タックル目投入を決意。
大枚はたいて有名ショップで即納品をネット注文。
これで正真正銘サクラ戦に気合いが入ったつもりでした。
しかし・・・、
初期不良でコミが深くジョイント緩みが多発。
もはや釣りにならないレベルでした。
そんなまさかに備えて有名処で注文したのに、
希望の新品交換ではなく泥を塗って送り返されました。
これが某氏の逆鱗に触れ、
ショップを飛び越しメーカー直にご挨拶を入れて頂き、
何と新品交換を取り付けて頂きました。
が、
それもまさかの初期不良・・・。
今度はキャストと同時に印籠継ぎの芯材から折れて飛んで行く穂先・・・。
笑うしかありませんでした。
3回連続アタリ竿なんて引きますか、普通・・・。
サクラのアタリなんて1回も無いのに。
本当に、本当に・・・辞めてしまおうかと思いました。
尋常ではない辛さがありましたね。
この釣りは向いてないのかな。
釣りがしたいだけなのに、
まともに釣りができてない・・・。
時は5月、
ロクに何も分からないまま、
もう終盤を迎えようとしていました。
ここまで、
確かにそれなりの成長を感じてはいました。
小型と思われる魚のバイトは拾えるようになって来たし、
実際にヤマメや尺アマゴが釣れたり、
ついに来たかとファイトしてみれば遡上シーバスに遊ばれたり。
辞めてしまおうと思う反面、
意地があるし、
少しずつ調子が出てきているような感は掴んでいました。
そんな矢先、
いつものように朝活での出来事。
ダウンクロスで入れたルアーが流されて回収コースに入ったので、
ゆっくりピックアップしていると・・・、
ルアーの1mほど後ろを、
1匹の謎の小魚が頑張って昇って行くのが目に入りました。
定位していたりスクールで居たりと色んな表情で見る者を癒してくれる?
そんな小魚たち。
しかし単発で、ただただ上に向かって泳ぎ昇って行く様子は初めて見ました。
そして、
僕がミノーに加えるアクションとは酷く違う事に初めて気が付きました・・・。
これが本物の無防備な魚の泳ぎか・・・。
今の方向性としてはダウンクロスのスローな釣りで、
サクラの存在に気付かずテリトリーに侵入する小魚を威嚇で当たらせたい、
というもの。
ま、はっきり言って誰もがやってるんですけど。
それが、
多分、
全く出来ていなかった事・・・。
そしてそれからしばらくも経たない朝活、
ついに僕はイメージ通りの釣りで、
しかもサイトでヒットさせる事ができたのです。
いわゆる小桜と言われる、40サイズのサクラマス。
このサイズは反応が良いとされるし、
サクラじゃなくモドリのパターンもあるし、
実測で40切ってたし・・・でも、もう嬉しくて嬉しくて・・・。
その嬉しさが落ち着くと、
ふと、
いろんな事が頭の中を高速で駆け巡り始めました。
そしてこの小桜は確実にプラスになると感じました。
5月7日
初の小桜ヒットを皮切りに、
今まで何も無かったのが嘘みたいに、
連続でヒットやチェイスを引っ張り出せるようになりました。
(キャッチに至らないのがキャリア不足ではありますが・・・)
小さいのが差したタイミングと言うのは確実にありますが、
そうじゃなく、
ルアーを引くことから雑念が消えて行く感覚でした。
そしてついに「偶然」の日が訪れる事になりました。
5月12日
朝一のポイントをハズし、2番目に選んだポイント。
早々に小さなヤマメをヒットさせ、
きっと間違ってはいないと言い聞かせながら丁寧に釣り下りました。
そして雰囲気のあるピンスポットに送り込んだルアーが、
何奴かに喰らわれた衝撃。
ま、
川シーバスも2本目になれば薄々分かってはいましたが・・・、
問題は魚ではなく、そのサイズ。
面倒臭すぎて測っては無いんですが、推定60ちょい切れ程。
このサイズが暴れる姿がどう見えるのか、
ここが大切でした。
そして迎えた3番目のポイント。
開始から2時間ほどかけて丁寧に釣り下るも反応がなく、
流石昼前になれば何人も叩いたかな~と、
いつもならトボトボ歩いて車に向かいながら、
さて次はどうしたもんかと考えるのですが・・・。
きっと、偶然・・・?
いや、何かに呼ばれた?
上を見ても誰も下る人は居ないので、
普段はほとんどしない釣り上がりで開始地点まで戻る事にしました。
1回叩いてるので要所だけに絞り、調子よく上がって行きます。
そして当然のように何事も無く開始地点に到着。
ここで何を思ったか、
普段はほとんど、どころか、
絶対にしないルアーの引き方で釣りを始めてしまうのです。
今考えても、
なぜあそこであの釣りにスイッチしたのか、
なぜ移動しなかったのか、
全く思い出せません。
グワン!
突如としてその身をよじらせながら、
どこからともなく高速でルアーに突っ込んでくる魚体。
あまりの勢いに怯んでしまい、
ルアーのレンジが一気に水面直下まで浮いてしまいました。
それに更なるスイッチが入ったか執拗にチェイスするも、
もう足元と距離が無く水面で水柱を1つ立てて底へと沈んで行きました。
今の、、
が、
サクラます。。
もう何かを考える余裕がありませんでした。
すぐさま2投ほどサーチするも反応がなく、
3投目に大きくコースを変えると、、、また来た!
同じテンションでチェイスするも、
先と全く同じく距離が無くなりゲームオーバー。
その日、
それまで培ってきた釣りを忘れ、
60オーバーと思われるあのサクラを狂ったように反応させた、
あの釣りだけに没頭したのは言うまでもありません。
結果として小桜1本キャッチと1チェイスを引き出したので、
やはり何かしら・・・そう思いながら日没を迎えました。
そして運命の、
5月13日
早朝4時過ぎには準備を済ませ、
いつでも川に立ち込めるようスタンバイしていました。
もちろんあのチェイスの魚を狙い撃つつもりです。
空が静かに静かに白み始めた頃、
予定エリアの上から釣り下りを始めました。
目の前の様子など何も見えてはいませんでした。
ただ、
奴が居るであろう、あの辺りの事ばかりを、
冷静を装って考えていました。
まだだ、まだ早い。
しばらく下ったあたりで、
誰に言われるでもなく釣りを中断。
ここに来て気温の低さが身に染みてきました。
やっと我を取り戻したような感覚でした。
まだだ、まだ。
ゆっくり、ゆっくり、明るくなる空。
目前の山の向こうには、
太陽がもうすぐそこまで控えています。
予定エリアを通り越し遥か下流を見渡すと、
実に暖かそうな日差しが朝を演出しています。
その日差しが下流から上流へ、
少しずつこちらに向かって歩いてきて、
近くの土手の草木が鮮やかな緑を放ち始めました。
そして偏光越しに一筋の光が入り込み、
また誰に言われるでもなく、
時間だ、
と。
さて、
今日のおみくじは、大吉出るかなぁ?
ずっと凶ばかり引いてきたからなぁ。
釣りは、
これまで多くの時間を費やしてきたダウンクロスの釣り。
ルアーは昨日のチェイスと同じルアー。
暖かな日差しで照らされた水面に向かって、
祈るようにキャストを開始しました。
そして答えはすぐに出ました。
コンッ
あんな魚体が出すとは思えない、
まして昨日と同じ魚とは思えない繊細なバイト。
コンタクトの瞬間はナイロンでは絶対に感じられないバイト。
こんなレンジで小岩を小突くはずがねぇだろう!
そう言ったが先か竿を天に突き刺すが先か、
とんでもないストロークで叩かれたかと思うと、
水面でえげつない水柱が上がり始めました。
シーバス?もうこんな所まで遡上?
だったら80は堅いぞ!
少し大人しくなった瞬間に一気に寄せのモーションに入ると、
運良く岸寄りに走る魚体。
そして再び水面を割るや否や、間違いなく昨日のサクラだと確信、
って言うかデカイ!
獲れるのか、獲れるのかこんなの・・・。
水面と距離があるのでフックが見えないし、
何よりこのロッドパワーでは歯止めが効かない。
そうこうしてたら岸際から上流に向かって一気にスーパーラン!
気持ち悪いぐらいドラグが滑らされ、
もう信じて耐えるのみの防戦一方。
手前には石が入ってる、もうそろそろ仕掛けるタイミングを伺わないと、
そんな思いが通じる訳はないのだけど、
今度は流下を始めてくれる魚。
チャンス!ここだ!
上に走られた事で幸いベリーフックもセットし、
下流のランディングポイントまで静かに下らせるだけだ・・・。
頼む、もう暴れんな、頼むぞ・・・。
生きた心地のしない中、
長々と誘導に応じる魚。
まだまだパワーは有り余ってるどころか、
間違いなく1度たりとも本気を見せていないはず。
そんなランを見せられてたまるか・・・。
ついにランディングポイントに到着。
腰まで立ち込んで、、、
ネットに手をかけ、、、
テンダー開けて、、、
下流に回って上を向いている魚との距離を詰めて、、、
行けるか、行けるか?
頼む、
暴れんな!
ネット・・・、
イン・・・。
突然、
水の流れる音が耳に入り始めました。
ここは千代川で、
朝からサクラマス狙ってて、
掛けて、
獲った・・・。
っしゃー!!!
すごく恥ずかしい話してもいいですか。
実は、
これ獲って、
もう、
張り詰めてた何かが全部吹っ切れて、
声上げて泣きました。
みんなが頑張ってるし、
頑張るのが当たり前の釣りだし、
根本的に頑張るなんて概念は無いはずだと言い聞かせて・・・、
でもやっぱり、
オレ頑張ってたんだなぁって・・・。
涙が止まりませんでした。
61.5cm 2.6kg
一応、
とあるサクラマスチームに所属?させて頂いてたのですが、
やっぱり1年目だし何も知らないし、
どうしても溶け込め切れずにいたんですが・・・、
そんなだったのに、
一報で皆が駆けつけてくれて、
握手してくれて、
暖かい言葉の数々をかけてくれて、
いっぱい写真撮ってくれて、
笑って、
笑って、
笑って。。。
また泣きそうでした(笑)
それと同時に思い知りました。
こんな魚を追いかけていたんだなぁ、と。
魚釣りごときで、
泣けねぇよ普通・・・。
でもサクラマスだけは別物でした。
余りにも美しく、高貴で、力強く、と、
言葉を当てはめるのが失礼かもしれないと思えるくらい。
これまでいろんなメモリアルフィッシュがありましたが、
どう考えても僕の釣り人生で1番の感動ものでした。
もちろんこの釣りが1番じゃないんですがね、
1番の感動巨編だったのは間違いありません。
だから多くの人が虜になるんですよねぇ。。
この朝一の出来事からようやく覚醒したのは実に12時。
僕は再び川に舞い戻っていました。
1年目の5月に60はとんでもない快挙ではあるっぽいんですが、
ひとまず、
シーズンはまだ終わってはいませんからね。
ようやく1段目の階段に足を掛けられた気がします。
サクラマスかぁ。
Posted by セリ at
03:13
2012年04月14日
途中経過
どうもお久しぶりです。
サクラマス。
いやはや、
やはりとんでもない釣りに手を出してしまいました。
どのように「とんでもない」と思うのか、
それはもちろん釣果が伴わないからなんですが、
最も強く思う部分というのは・・・、、、。
最近かなり自覚するのですが、
僕やっぱり、
なかなかの本数のネジが抜けてるかもしれません(笑)
これだけ通ってこれだけ喰らっても、
って、どれだけだって話なんですが、
まぁ通って喰らってるんですけども、
未だ「釣れない」に関する不信感は持ち合わせてないかもしれないw
そんな事よりも、
もうちょっと体力面にゆとりを持ちたい(笑)
今日なんかも朝一から同じ場所に6時間ほど張り付いてみたのですが、
日照の加減と偏光が合わないのか?
どうも頭の頭痛が痛いですーってレベルの頭痛になって、
明日もあるしとゲームセット。
ま、これはこれでいいんです。
じゃあその明日は何をするのか?
また同じ事をしてみるのか?
これですよね。
釣れない、何をやってるのか分からない、
そう思う部分は勿論ありますが、
さほど多くを占めている訳ではありません。
・・・いや、多いのかもしれません。
ただその多くを打ち消すほどの、
「何かを見出したい」
これに突き動かされているように思います。
仮に次釣行で1本獲ったとします。
それでも僕は翌日も翌々日も朝練に出かけるはずです。
この釣りは運の要素が大きいと、人は言います。
僕もその通りだと思います。
しかしそれは魚1本あたり、1シーズンあたりなどの
短いスパンで見た時の話です。
サクラマスは運じゃない。
運を強く引き寄せるような釣りを、
1%でも可能性が高まるようなキャストをしなければならない。
そう思います。
単に情熱とか、
闇雲に通うだけとか、
これだけでは足りない気がします。
「じゃあ、明日は何してみるの?」
これなんだよなぁ・・・。
とんでもない釣りに手を出したと思う理由、
それはなかなか釣れないから、なんてものではなく、
それは、
くたばるまで追い続けても追い切れないかもしれないと感じるから。
って言うか多分追い切れません。
でも、追い切れない「かも」って言うしかないんです。
諦めは何も生まない。
だから本当、
運とか言ってる人は早く諦めてそのポイント空けてほしいっす。。
とりあえずシーズン半分みっちりやってみました。
完全に0スタートどころかマイナススタート?でしたが、
釣り方に関する、継続してみようかと言う1つの方向性
みたいなものを設定するに至りました。
3月、4月、5月と移り行く季節に
単一のベクトルで臨むのはどうなのか・・・まぁ、
これは来年のシーズンが終わってみなければ分かりません。
とにかく時間がかかりますが、
どんな事も、
どんなに良くない事も、
ありとあらゆる全てをポジティブ思考に変換しなければなりません。
もともと来年始める予定だったのだから、
これだけの成長度で来年を迎えられるのは幸せなのかもしれない。
今できる最高の思考変換はこれですわ。。
途中経過
モドリヤマメ×2
ウグイ×2(うち1本はマルタ・・・まぁまぁキタかオモタw)
こいつらをプラチナボディのあいつに変換できるよう、
折り返し地点から川を見据えるのみです。
サクラマス。
いやはや、
やはりとんでもない釣りに手を出してしまいました。
どのように「とんでもない」と思うのか、
それはもちろん釣果が伴わないからなんですが、
最も強く思う部分というのは・・・、、、。
最近かなり自覚するのですが、
僕やっぱり、
なかなかの本数のネジが抜けてるかもしれません(笑)
これだけ通ってこれだけ喰らっても、
って、どれだけだって話なんですが、
まぁ通って喰らってるんですけども、
未だ「釣れない」に関する不信感は持ち合わせてないかもしれないw
そんな事よりも、
もうちょっと体力面にゆとりを持ちたい(笑)
今日なんかも朝一から同じ場所に6時間ほど張り付いてみたのですが、
日照の加減と偏光が合わないのか?
どうも頭の頭痛が痛いですーってレベルの頭痛になって、
明日もあるしとゲームセット。
ま、これはこれでいいんです。
じゃあその明日は何をするのか?
また同じ事をしてみるのか?
これですよね。
釣れない、何をやってるのか分からない、
そう思う部分は勿論ありますが、
さほど多くを占めている訳ではありません。
・・・いや、多いのかもしれません。
ただその多くを打ち消すほどの、
「何かを見出したい」
これに突き動かされているように思います。
仮に次釣行で1本獲ったとします。
それでも僕は翌日も翌々日も朝練に出かけるはずです。
この釣りは運の要素が大きいと、人は言います。
僕もその通りだと思います。
しかしそれは魚1本あたり、1シーズンあたりなどの
短いスパンで見た時の話です。
サクラマスは運じゃない。
運を強く引き寄せるような釣りを、
1%でも可能性が高まるようなキャストをしなければならない。
そう思います。
単に情熱とか、
闇雲に通うだけとか、
これだけでは足りない気がします。
「じゃあ、明日は何してみるの?」
これなんだよなぁ・・・。
とんでもない釣りに手を出したと思う理由、
それはなかなか釣れないから、なんてものではなく、
それは、
くたばるまで追い続けても追い切れないかもしれないと感じるから。
って言うか多分追い切れません。
でも、追い切れない「かも」って言うしかないんです。
諦めは何も生まない。
だから本当、
運とか言ってる人は早く諦めてそのポイント空けてほしいっす。。
とりあえずシーズン半分みっちりやってみました。
完全に0スタートどころかマイナススタート?でしたが、
釣り方に関する、継続してみようかと言う1つの方向性
みたいなものを設定するに至りました。
3月、4月、5月と移り行く季節に
単一のベクトルで臨むのはどうなのか・・・まぁ、
これは来年のシーズンが終わってみなければ分かりません。
とにかく時間がかかりますが、
どんな事も、
どんなに良くない事も、
ありとあらゆる全てをポジティブ思考に変換しなければなりません。
もともと来年始める予定だったのだから、
これだけの成長度で来年を迎えられるのは幸せなのかもしれない。
今できる最高の思考変換はこれですわ。。
途中経過
モドリヤマメ×2
ウグイ×2(うち1本はマルタ・・・まぁまぁキタかオモタw)
こいつらをプラチナボディのあいつに変換できるよう、
折り返し地点から川を見据えるのみです。
Posted by セリ at
19:08