心技体それだけで

セリ

2012年09月25日 00:21

思い起こせば・・・、

3月、4月、5月とサクラマス狙いに全力を注ぎ、
その甲斐あって奇跡の1尾に出会うことができました。

サクラシーズンが終わると一息つきたかったのもあり、
6月は少し休憩・・・したものの、
7月には見事なパーマークで武装した泣き尺夏ヤマメに出会うことができました。

そして圧倒的な存在感は今でも鮮明に覚えている、
今年こそはと意気込んだ本流ヤマメにも出会い、
8月に入っても暑い中、タイミングを見ては川歩きに励んでおりました。

そう、
思い起こせば・・・、
とっても素晴らしいFW戦線だったのではないかと思います。





「もうこれ以上は望めないかな。」





つい先日まで、
僕はこの言葉で埋め尽くされていました。
数々の出会いを果たしてきたトラウトゲーム、
今となっては精魂尽き果てた感が漂っています。

今年はもう、多分無理。

気持ちが付いて行かない。


けど・・・、
最後にひとつ贅沢を言えるとしたら・・・、

サイズは問わないから、
美しくも儚い秋色をまとった、そんなヤマメに逢いたい。




やはり想いというものは人を動かしますね。
そして動くのは身体だけでなく、心も一緒に。
僅かながらにも心技体が1つになった時・・・、



今年も最後に良い魚が出てきてくれましたよ。











泣き尺と言うには少々心もとない、
29.5cm尺切れヤマメ。

贅沢を言えばキリがありません。

もう少しだけ色濃かったらとか、
もう少しだけ鋭い顔つきだったらとか、
もう少しだけ幅が広かったらとか、
もう少し、もう少しだけ・・・サイズが良かったら、とか。

でも色々と考える内にひと回りして、




やっぱ、いい魚だなぁって。











最後の最後の週末は残念ながら出撃できそうにないので、
これが実質、今年のラストとなりました。


思い起こせばそう、
素晴らしい1シーズンだったなと、そう思います。。

やっぱりどこかで気持ちが付いて行かない中でも、
最高の締めくくりができたんじゃないかと。





今年もありがとうございました。

ちょっと早いけど、

2012FWシリーズ閉幕です。


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